犬がおしっこやウンチを失敗してしまう『4つの理由』 飼い主にできる最善策や整えてあげられる環境とは
犬がおしっこやウンチを失敗してしまう「理由」
環境が犬がおしっこやウンチを失敗してしまう理由になることもありますし、泌尿器系の病気が理由なのではないかと考えることもできます。
おしっこやウンチを失敗してしまう理由は犬それぞれ異なりますので、いつから失敗するようになってしまったのか、どんなときに失敗してしまうのか、まずは探ることから始めてみましょう。
理由が分かれば対策や改善もしやすくなりますし、適切な対処をしてあげることができるでしょう。
1.飼い主の気を引きたい
飼い主の気を引くため、わざとおしっこやウンチを失敗してしまうことがあります。飼い主と離れることに不安を感じているのかもしれません。
分離不安症を発症している場合では、飼い主と離れることによる不安やストレスからパニックを起こし、お漏らしをしてしまったのではないかということも考えられます。
最近、急にお留守番の時間が増えていないでしょうか。いつもより帰る時間が遅くなる日が続いていませんでしょうか。忙しさからお散歩へ行かない日が続いたり、疲れから愛犬とのスキンシップやコミュニケーションの時間が減ったりしたのではないでしょうか。
お留守番の時間を減らすことはできないかもしれませんが、愛犬とのスキンシップやコミュニケーションの時間をうんと大切にしてあげてください。
飼い主の気を引くためにわざと失敗しているのだとしても、おしっこやウンチの失敗は絶対に叱らないであげましょう。不安が解消されれば、失敗は無くなるはずです。
2.トイレが小さい
犬がおしっこやウンチを失敗してしまう理由として意外と多いのが、トイレが小さいことです。トイレシートに手だけ乗せていたり、微妙にズレてしまって少し漏れてしまったりすることがあります。
ちゃんとトイレの場所まで行っているので、犬にはおしっこやウンチを失敗したという認識はありません。
トイレトレーを使用している場合には、床にトイレシートを敷き詰め、その真ん中にトイレトレーを置いてみてください。トイレシートのみ使用している場合には、超ワイドサイズなど大きめのシートに変えてみてください。
3.トイレが汚れているから
犬にも神経質で潔癖症なタイプがおり、少しでもトイレが汚れていると、トイレ以外の場所でおしっこやウンチをしてしまうことがあります。
キレイにしてあげることができないお留守番中に限って失敗する、ということがよくあります。失敗させないための対策としては、トイレを複数用意する、ということが最も有効的です。
トイレが複数あると、いつも使っているトイレ以外をトイレとして認識できない、という犬もいます。初めはトイレを認識するためのトレーニングが必要になる場合もあるでしょう。
4.膀胱炎になっている
犬がおしっこを失敗してしまう理由として、膀胱炎の可能性を考えることができます。
膀胱炎になると、何度もトイレに行きたくなります。トイレに辿り着くまで我慢できず、お漏らししてしまうことがあります。
外に出なければ排泄することができない犬にとっては、室内でのおしっこの失敗に繋がりやすくなります。
頻尿なのでは…と感じるときは、すぐに動物病院に行きましょう。
まとめ
犬がおしっこやウンチを失敗してしまう理由を4つ解説しました。
- 飼い主の気を引きたい
- トイレが小さい
- トイレが汚れているから
- 膀胱炎になっている
トイレの失敗と成功には、トイレの大きさも意外と関係しているようで、我が家では超小型犬が中型犬のトイレで排泄をし、中型犬が超小型犬のトイレを使うこともあります。
中型犬の方は、トイレが汚れていると嫌がるタイプなので、超小型犬サイズの小さなトイレでも汚れてない方を使いたいようです。
愛犬が急におしっこやウンチを失敗するようになってしまったときは、『最近変わったこと』を考えてみると理由が見えてくると思います。
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