愛犬が家の中でだけ吠える…3つの理由とやめてくれない時にすべき対処法やしつけ方とは?
愛犬が家の中でだけ吠える理由
愛犬が外出先で吠えることも困りものですが、家の中でだけ吠えるとなると、(何で?)と疑問に思われますよね。うるさいと感じることもあるでしょう。近所迷惑になるのではと考えることもあるでしょう。
実は、犬には「家の中だからこそ吠える理由」があります。外では吠える理由がない犬にも、家の中だからこそ吠えなければならない事情があるのです。
愛犬が家の中だけで吠える理由を知って、正しく対処することができれば、叱ったり怒ったりしなくてもやめてくれるはずです。
なぜ家の中だけで吠えるのか、どのように対処すべきなのか、一緒に考えてみましょう。
1.飼い主に要求したいことがあるから
愛犬が家の中だけで吠えるのは、飼い主に要求したいことがあるからです。
- お散歩に行きたい
- トイレに行きたい
- おやつが食べたい
- ごはんが食べたい
- 一緒に遊んでほしい
- 構ってほしい
愛犬が飼い主に要求したいことと言えば、ほとんどがこのようなことなのではないでしょうか。
外に出なければトイレをすることができない犬の場合、排泄を我慢している時間も長いです。我慢できなくなってしまったとき、執拗に吠えて要求することがあります。
犬にも食欲が増す日があります。食事やおやつの時間以外にも「お腹が空いたよ!」と吠えることがあります。また、「一緒に遊んでほしい」「構ってほしい」と吠えるのは、不安や寂しさ、ストレスが原因かもしれません。
対処法ですが、まずは「何を要求しているのか」ということを探る必要があります。
吠えることをやめさせるために、何でも愛犬の要求に応えてしまってはいけません。わがままな要求なのであれば、応えないということも大事です。
くれぐれも愛犬に「吠えれば言うことを聞いてもらえる♪」と間違った学習をさせないようにしましょう。
2.警戒しているから
愛犬が家の中だけで吠えるのは、警戒しているからです。
たとえば、「インターホンが鳴って吠える」「来客者に吠える」「配達員に吠える」「窓の外を通る人や犬に吠える」というようなことがよくあるのではないでしょうか。
インターホンを押すのは他人です。「他人が侵入しましたよ」という分かりやすい合図のようなものです。来客者は家の中にまで、配達員は玄関先まで入ってきます。自分のテリトリーに他人が侵入するのですから、警戒して吠えるのも当たり前のことです。
犬は、家や家族を守りたいのです。叱ったり怒鳴ったりしないのが正しい対処法です。「知らせてくれてありがとう」という気持ちを持って声をかけると犬は安心して吠えることをやめます。
窓の外を歩く人や犬を警戒して吠える場合には、目隠しシートを貼ったり、ペットフェンスを置いたりし、見えないようにするとよいと思います。
3.嬉しくて興奮してしまうから
愛犬が家の中だけで吠えるのは、嬉しくて興奮してしまうからです。
家族が帰宅する度に吠えて大歓迎することがあります。「家族が帰って来て嬉しい!」という気持ちから興奮してしまうのです。「お散歩に行けるぞ!」「ごはんが食べられるぞ!」「遊んでもらえるぞ!」と嬉しくて興奮して吠える犬もいるでしょう。
また、犬にとってお留守番は、不安と退屈との闘いです。その不安や退屈から「やっと解放されるぞ!」という余りの嬉しさから大興奮し、吠えてしまう犬もいるでしょう。
最もしてあげたい対処法は、お留守番の時間を短くすることです。外に出なければ排出できない犬の場合はとくに短くしてあげたいものです。
どうしても帰宅が遅くなる日は、トイレを複数用意する、自動給餌器を使う、おやつが飛び出すペットカメラを置くなど、犬がストレスを抱えないための対策をしておくとよいでしょう。
まとめ
愛犬が家の中でだけ吠える理由を3つ解説しました。
- 飼い主に要求したいことがあるから
- 警戒しているから
- 嬉しくて興奮してしまうから
犬は吠える動物です。吠えることを怒鳴ったり叱ったりすることでやめさせようとすることは難しいです。
最も簡単にやめさせる方法は、吠える理由を知ることです。理由も知らず、ただ「うるさい!」と声を上げると、ますます吠えてしまいますよね。
叱るのではなく、褒めることで吠えることをやめてくれることもある、ということも知ってもらえたら嬉しいです。
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