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犬は人間よりも聴力が優れているため、音によってストレス度が左右されることも少なくありません。そこで今回は、犬たちが喜ぶ『音』や特徴について解説します。愛犬はどのような音を好んでいるのか参考にチェックしてみてください。
犬のおもちゃによく使われる「ピッ」「プッ」という音は大きすぎず、しかし興味を引くような高い音です。そのため犬にとっても刺激が強すぎず、ちょうど良い「楽しい音」として耳に入ります。
また、今までの経験から「このおもちゃを使うと楽しい」という感情が記憶されているため、そのおもちゃの音を好むという理由も影響しているでしょう。
すべての犬が大好きと言っても過言ではない『音』が、ドッグフードやおやつの入った袋の音です。カサカサと音を立てた瞬間、パッと飛び起きる…なんてわんこも多いでしょう。
このように自分にとって嬉しい出来事が待っていると記憶している音は、犬にとって好きな音に分類されます。その代表的存在がおやつやドッグフードの入った袋や容器の音です。
近年の研究によると、ピアノやオルゴールなどの落ち着いた音色を出す音は、犬がリラックスしやすいと判明しました。
同時にクラシックやジャズなど、落ち着いた音色の音楽も犬が好む傾向にあります。日頃からクラシックやジャズ音楽を聴かせていると、穏やかな気持ちで寛ぐ時間を与えてあげられるかもしれませんね。
陽気な音楽も楽しい気分になることが判明しているため、多くの犬が好む傾向にあります。しかし、陽気な音楽にも種類はいろいろあります。
例えば、刺激的な破裂音や大きな音、激しいサウンドの音などは、苦手意識を持ちストレスを感じてしまう犬が多いです。したがって、このような音が含まれていないレゲエ音楽などは犬が喜びやすいと言われています。
大好きな飼い主の声は、犬が最も喜ぶ『音』です。聞いているだけで耳心地がよく安心できるため、飼い主さんの声を聞くと真っ先に駆け寄ってくる犬も多いでしょう。
また、犬たちは普段から聴き慣れている飼い主の足音を、その他の足音と聞き分けていることもわかっています。飼い主の足音を聞いた瞬間「帰ってきた!」と大喜びする犬も少なくありません。
犬が喜ぶ『音』がある一方で、聴覚が優れているからこそストレス要因となる嫌いな音もたくさんあります。以下のような音は犬が苦手意識を持ちやすいので、なるべく避けてあげましょう。
ドライヤーや掃除機、チャイムオンなど、どうしても日常に含まれる音もあります。その場合は少しずつ慣れさせていき、怖い音ではないことを確認させてあげましょう。
いかがでしたか。日常の中にはさまざまな『音』が溢れています。その中には犬にとって好きな音と嫌いな音があるので、愛犬のストレス要因とならないよう『音』に気を配り工夫してあげましょう。