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では、「ほじょ犬マーク」で表すところの「補助犬」とは、どのような犬を指すのでしょうか。
補助犬のひとつに、盲導犬があります。視覚に障害のある人を補助することを目的として訓練されています。
障害物を避けて歩いたり、段差のある場所を教えたり、視覚に障害のある人が安全に行きたい場所へ行けるように補助してくれます。
補助犬のひとつに、聴導犬があります。聴覚に障害のある人の耳代わりとなることを目的として訓練されています。
スマートフォンの着信音を知らせたり、インターホンが鳴る音を知らせたり、赤ちゃんの泣き声を知らせたりすることができます。
病院では、聴覚に障害のある人の名前が呼ばれた時、知らせてくれます。
補助犬のひとつに、介助犬があります。障害のある人に手や足の代わりとなることを目的として訓練されています。
冷蔵庫を開けてペットボトルの飲み物を運んだり、床や地面に落としてしまったスマートフォンを拾って渡したり、着替えを手伝うなどすることができます。
また、障害のある人に緊急事態が起きた時は、周りの人々に助けを求めることもできます。
ほじょ犬マークの目的と知っておきたいことを5つ解説しました。
みなさんは街で補助犬を見かけたことがあるでしょうか。社会のマナーをしっかり学び、訓練された犬たちです。
補助犬を連れている場合でも、援助が必要な場合があります。犬の衛生面もしっかり管理されています。
身体に障害があり、補助犬を同伴している場合、「お困りですか?」「お手伝いできることはありますか?」と、積極的に声をかけてください。
ちょっぴり勇気のいる行為ですよね。声をかけたかったけどできなかった…という方もいらっしゃると思います。
助けを必要としていない場合もありますが、補助犬を連れている人に声をかけてはいけない、なんてことはありません。