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人生に活力を与える“趣味”の空間は、可能な限り自分の理想に近づけたいものです。
とあるボードゲームファンが自作したボードゲーム専用のテーブルに「ロマン詰まりまくり」「羨ましい!」と憧れる声が続出しています。
Xユーザーの「nyantama」さんがこのほど投稿したのは、自身でイチから制作したボードゲーミング用テーブルの画像。
杉の木目が味わい深いこのテーブルは、普段はダイニングテーブルとして使用しつつ、天板を外すことでボードゲーム用のプレイスペースが出現するという、趣味にも生活にも使える素敵な作品。
プレイスペースには赤いベロア生地が敷かれていて、高級感あふれるデザイン。ファンタジー系のボードゲームをやるときの雰囲気が増しそうです。
さらにプレイスペースは天板から5.5cm沈んでいるため、カード立てやダイスといったゲームの進行に必要な小物類も収納できるとのこと。つまりゲーム中に食事を挟むとなっても、いちいち片付けたり、別のテーブルに移動したりする必要がないのです。便利すぎる……!
このボードゲーマー垂涎のテーブルには「ロマン詰まりまくり」「羨ましい!」「いいなぁ、かっこよすぎ」といった憧れの声が続出しています。
これまでは普通のダイニングテーブルにマットを敷いてボードゲームを楽しんでいたというnyantamaさん。しかし「ゲーム専用の特別な空間」が欲しくなり、まずは市販のテーブルから探し始めたそう。
ところが価格やデザインの点で市販品の中にはしっくり来るものが見つからなかったため「それなら自分で作ろう!と決めました」とのこと。
「ボードゲームって雰囲気が大事なものも多いので、遊ぶ場所そのものも大切だと思っています」(nyantamaさん)
テーブルは杉の柱材で枠を組み、天板には同じく杉のカフェ板を使用。材料費は全部で3万円いかない程度だそうです。
制作にあたってこだわった部分は「デザインです」とnyantamaさん。「普段はダイニングテーブルとして使うので、パッと見ではボードゲーム用とわからないように意識しました。シンプルなんだけど、存在感のある仕上がりになったと思います」と話します。
そしてテーブルはデザインだけでなく、安定性も抜群。「90ミリの柱材を相欠きで組み、脚は通しほぞでしっかり固定」しているため、どっしりと重量感があるそうです。
実際にプレイしてみた感想についてnyantamaさんは「盤面全体がとても見渡しやすいです。その分ゲームに集中できて、没入感が増しました」とのことで、ゲーム環境の向上に大いに役立っているようです。
さらに「『こういうのが欲しかったんだ』と思える瞬間があって、作ってよかったと心から感じています」とも。自分で自分が作ったものに満足できるというのはとても素敵なことですね。
ほかに作ってみたいボードゲーム関連アイテムについてうかがってみると「次はソファ前に置くローテーブルを『ボードゲーミングローテーブル』にしてみたいです」とnyantamaさん。
今回のボードゲーミングテーブルは便利で理想的なアイテムではあるものの「大きいテーブルだとどうしても2人ずつ向かい合う形になってしまって、カードゲームのときはちょっと不便なんですよね」と物足りない部分もあるのだそう。
そのため「ローテーブルは正方形にして、みんなが自然に座れるようにしたいなと思っています」と話しています。
<記事化協力>
「nyantama」さん(@nyantama1220)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025082504.html