吉本興業は8月20日、所属するお笑いコンビ・ダウンタウンのコンテンツを有料配信する新サービス「ダウンタウンチャンネル(仮称)」を11月1日に開始すると発表しました。

 同社は本サービスに向けて、サブスクリプション対応の“独自配信プラットフォーム”を新たに構築。スマートフォンやパソコン、テレビで視聴可能なほか、ユーザーが参加できる機能も備えるといいます。

■ 資金源は数十億円規模のコンテンツファンド

 配信されるコンテンツは、先行して18日に発表された「コンテンツファンド」の資金を活用して制作されます。

 同ファンドは国内外から数十億円規模の出資を受けて組成されており、バラエティ番組や映画、アニメ、ドラマ、ライブ、リアリティショー、縦型ショートドラマ、ウェブトゥーン、ゲーム、AI活用コンテンツなど幅広い分野を支援する仕組みです。

 今後はダウンタウンをはじめ、明石家さんま、中川家、千鳥、かまいたち、マヂカルラブリー、チョコレートプラネット、渡辺直美、霜降り明星らのコンテンツ制作にも展開される予定となっています。

 なお、新サービス「ダウンタウンチャンネル(仮称)」の正式名称、料金、配信内容の詳細は今後公表される見込みですが、発表直後から「待ってました」「絶対サブスクする」といったファンの期待の声が広がっています。

■ 松本人志の復帰の場か

 ダウンタウンは2024年1月に松本人志さんが活動休止を発表して以来、コンビでの活動もない状況です。

 今回発表された「ダウンタウンチャンネル(仮称)」については、2024年12月25日にYahoo!ニュースで公開された記事「松本人志が語る今の思い。そして見据える今後」にて、松本さん自身が同様の構想があることに言及。活動復帰後、お笑いを披露することがあればそこが最初の場になる、などと話していました。

 今後は「ダウンタウンチャンネル(仮称)」を主軸に活動していくのか、あるいはこちらを皮切りに徐々にテレビへと戻ってくるのか。

 ダウンタウンの今後と、新サービスの動向に注目です。

<参考・引用>
吉本興業「コンテンツファンド組成のお知らせ
吉本興業「新配信サービス「ダウンタウンチャンネル(仮称)」開始のお知らせ
Yahoo!ニュース「松本人志が語る今の思い。そして見据える今後

(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025082101.html
情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 松本人志活動休止後初の舞台に? 「ダウンタウンチャンネル(仮称)」11月始動