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連休明け、久しぶりに会社のパソコンにログインしようとして「あれ……パスワードなんだっけ?」と思った経験はありませんか。
そんな会社員あるあるについて、Xユーザーのしぶちょーさんが「個人的に『パスワードイップス』って呼んでる」と投稿。多くの人の共感を呼び、投稿には9万件を超すいいねが集まっています。
しぶちょーさんがこのほどXに投稿したのは下記の文章。
「PCにログインパスワードってさ、毎日打ちすぎて身体が”動き”として覚えてるんだけど、ある日突然イップスになるよね。
身体が覚えてたはずなのに、いつもの動きが出来なくなる奴・・・個人的に『パスワードイップス』って呼んでる。連休明けとかよく起こるんだけど、この感覚わかる人いる?私だけ?」
投稿を読んだ瞬間、筆者は「わかるーーーーー!」と全力で叫びたい衝動に駆られました。
連休明けに限らず、ふとした瞬間に自分のPCのログインパスワードが分からなくなるあの現象。想像するとちょっとゾッとしますね。
筆者の場合、PCのログインパスワードは、頭の中ではなく“指先”にあるというイメージ。なので指が動かなくなってしまうと、どれだけ頭の記憶を探ってみてもパスワードを見つけることができません。完全に身体の中からパスワードが消えてしまった状態になるのです。
この「パスワードイップス」が筆者の身に起こる原因は往々にして、「さて、パスワードなんだっけな?」とパスワードを頭で考えてしまうこと。指が覚えているはずのものを頭に聞いてしまうことで、記憶が混戦し、抜け落ちてしまうのだと思っています。考えるな感じろ、の世界です。
しぶちょーさんの投稿には多くの人から「まさに今日なりました!」「そんなはずはないって思って同じパスワード3回ぐらい入力する」「途中でリズムが切れるともう打てないんすわ」と共感の声が続出。やはり会社員なら誰もが通る道なのかもしれません……。
そんな「パスワードイップス」について「困った経験しかありません」としぶちょーさん。
自身も間違ったパスワードを入力し続けた結果、アカウントをロックされて途方に暮れたこともあるのだとか。その際は会社の関係部署に連絡を取って対応してもらうことができたそうで、「連休明けの風物詩ですね」としみじみ。
しぶちょーさんに「パスワードイップス」の対策について伺ってみると「一度、コーヒーなどを飲んでリラックスしてから、無心でパスワードを打ってみます」とのこと。
それでもダメな場合は「早々に諦めてパスワードを教えてもらいに頭下げにいきます」と話します。
幸いなことに最近では指紋認証や顔認証の機能が充実してきたおかげで、「パスワードイップス」に陥る状況は減ってきているように思います。しかしときどき生体認証がうまく通らず、パスワード入力を求められるという場面も。
長らく生体認証を使っていると「パスワードなんて知らんがな……」となりがちなので、陥ったときにダメージを負う確率は、これまでよりも上がっていると言えるかもしれません。
パスワードは必要不必要にかかわらず、定期的に入力するようにしていきたいですね。
<記事化強力>
しぶちょーさん(@sibucho_labo)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025082006.html