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株式会社ゼンリンが7月18日に、日本の「有人離島」をモチーフとしたトレーディングカード「Map Design GALLERY CARD/有人離島」の販売を開始しました。
販売価格は、ランダム7枚入りの1パックが税込550円、全70枚を揃えたコンプリートBOXが税込5500円。コンプリートBOXはオンラインストア限定での取り扱いとなっています。
ゼンリンが展開する文具・雑貨ブランド「Map Design GALLERY」から登場したこの商品は、日本全国の有人離島のうち70島を取り上げたトレーディングカード。地図や島の基礎情報を手のひらサイズに凝縮した、旅心をくすぐる内容です。
カードの表面には島名や地図、人口、面積といった基本情報が記載されており、裏面には各島のシルエットが描かれています。ゼンリンならではの地図デザインを生かした構成で、カードを通じてまだ知らない島々に出会える設計。
遊び心も込められており、裏面のシルエットから島の名前を当てる「離島シルエットクイズ」としても楽しめます。こうした設計によって、コレクションとしての価値と同時に、学びや興味のきっかけも提供されています。
収録されている70の離島は、人口規模に応じて三段階のレア度が設定されています。人口が100人以上の島は「C(コモン)」、10人から99人の島は「U(アンコモン)」、そして1人から9人の島は「R(レア)」と分類。特にRカードは光沢加工が施された特別仕様。
人口の少ない島ほど希少性が高くなるというデザインは、実際の統計データを活用したユニークな工夫と言えるでしょう。
商品企画を担当した長縄樹里氏は、日本には304の有人離島があることに驚いたことが企画の出発点だったと語っています。それぞれの島でどんな暮らしがあり、どのような自然が広がっているのかを想像するだけでワクワクするという思いから、このカードが生まれたといいます。
全国各地に散らばる有人離島の魅力を、カードという形で持ち歩けるこの新商品は、旅好きや地図ファンのみならず、教育や地域学習の場面でも注目を集めそうです。
販売は、小倉、長崎スタジアムシティ、長崎空港にあるMap Design GALLERY各店舗のほか、福岡のMap Design GALLERY&LAB、そして公式オンラインストアで行われています。
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025071805.html