Jリーグチーム、セレッソ大阪が6月28日、公式サイトとXアカウントに声明を発表しました。

 スタジアムのホームサポーター自由席において過剰な座席確保によるトラブルが多発しているとしています。7月5日のガンバ大阪戦より対応を強化する方針です。

 セレッソ大阪は6月28日、公式サイトとXアカウントそれぞれに「ホームサポーター自由席における過剰な座席確保について」と題した声明文を掲載。

 「ホームサポーター自由席において、開門直後から多数の座席が過剰に確保される事例が確認されており、それに起因するお客様同士のトラブルや混乱、クラブへのお問合せが増加しています」とし、サポーターの過剰な座席確保によるトラブルが増加していると述べました。

 「すべてのお客様に公平で快適な観戦環境をご提供するため」として、同チームでは7月5日に開催されるガンバ大阪戦より、警備スタッフ、案内スタッフを増員して対策を行うと発表。「警備スタッフおよび案内スタッフを増員し、過剰な座席確保者への注意喚起や、ルールを無視した座席確保物の排除を実施いたします」としています。

■ タオルやテープ、洗濯バサミまで…… 過剰な座席確保の具体例を写真で説明

 セレッソ大阪では、公式サイトの声明文ページで「座席確保が認められない事例」と題し、過剰な座席確保の具体的な事例を写真で紹介。マフラーやタオルを複数の座席にかぶせる、粘着テープで座席を封じる、フラッグやポール、洗濯バサミを置くなどの例を掲載しました。

 こうした例を挙げたうえで、同チームでは「座席確保は1名につき1席となります」と明言。「あとからご来場になるお客様のための座席の確保も含め、複数席を確保することは認められません」と述べ、「排除したテープ・モノなどの破損、紛失に関しては一切の責任を負いかねますので予めご了承ください」と強く注意喚起しています。

<参考・引用>
セレッソ大阪公式Xアカウント(@crz_official
セレッソ大阪「ホームサポーター自由席における過剰な座席確保について

(天谷窓大)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 天谷窓大 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025062902.html
情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 セレッソ大阪、座席の“過剰確保”に警鐘 ガンバ戦から対応強化へ