映画館「109シネマズ港北」(神奈川県横浜市)に勤務する従業員が、飲食物を不適切に扱う様子を撮影した動画が、6月26日にSNS上に投稿され、拡散しました。

 これを受け、同館を運営する東急レクリエーションは、同日中に109シネマズ公式サイトで謝罪文を発表しました。

 問題の動画は同日、X(旧Twitter)に投稿されたもので、従業員と思われる男性が、ふざけた様子で袋入りのポップコーンを素手で触ったり、「おいしそう」と叫びながら顔をうずめて直接口にする様子が映っていました。

 少なくとも当時、ポップコーンを食べた男性と撮影者の2人がその場にいたとみられます。なお、撮影者は一切止める様子もなく、動画を見た人たちからは非難の声が相次ぎました。

 109シネマズ港北の運営元は、今回の件について「お客様および関係者の皆様にご迷惑とご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪。

 現在は、当該行為の経緯や影響を含めた事実関係の調査を進めており、「調査が完了し次第、結果と当社の対応を当ホームページにて速やかにお知らせいたします」としています。

 また、今後の再発防止についても「必要な対応を適切に実施してまいります」としており、社内体制の見直しや衛生管理の徹底が求められています。

 映画館という娯楽の場における衛生意識が問われるなか、同館が今後どのような対応を示すのか注目が集まっています。

<参考・引用>
109シネマズ公式サイト「109シネマズ港北 従業員による不適切な行為についてのお詫びとご報告

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025062705.html
情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 ポップコーンに顔をうずめ… 109シネマズ港北が謝罪、SNSで不適切動画拡散