東京・三軒茶屋に本社を構える株式会社金冠堂(キンカン)は6月17日、地元出身の人気ラッパー・般若との公式コラボレーションソング「地元の唄 キンカン Remix」のミュージックビデオ(MV)を公開しました。

 三軒茶屋を舞台に、子ども時代の記憶や生活の中に息づくキンカンの存在を、般若独自の視点とリリックで描いた作品となっています。

 般若は1978年生まれ、東京都世田谷区三軒茶屋出身。2004年以降、14枚のアルバムをリリースし、日本武道館や日比谷野外音楽堂でのワンマンライブを成功させてきた実力派ラッパー。俳優としても活躍しており、唯一無二の語り口で、三軒茶屋という街の空気を表現し続けています。

 今回のコラボ曲「地元の唄 キンカン Remix」では、そんな般若がかつて発表した「地元の唄」を新たにアレンジ。

 冷蔵庫を開けると当たり前のように入っていたキンカンの瓶や、蜂に刺された夏の思い出、通学路や地元の景色、そしてキャロットタワーからの眺めまで、自身の原点とも言える三軒茶屋の風景を、細やかな言葉で描写。

 「この話をもらったときに、キンカンが自分の人生の忘れられない思い出の中にもあって、これはやるべきだなって思ったんすよ、ありがたい話だし。キンカン自体が世代を超えてるから、それが伝わればいいなって」と、般若は今回のコラボに対する思いを語っています。

 ミュージックビデオは、6月17日午前10時よりキンカン公式サイトおよびYouTubeで公開。街角や通学路、地元の住宅街といったリアルな三軒茶屋の風景を背景に、般若が言葉とビートで地元愛を表現する姿が映し出されています。

 キンカンは2025年で創業99年目を迎える老舗企業。第2類医薬品として、虫さされやかゆみ、肩こり、打撲などに効果を発揮する家庭常備薬として広く親しまれています。今回のコラボレーションは、そんなキンカンが時代やジャンルを超えて地元文化とつながり、新たなメッセージを発信する試みにもなっています。

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025061704.html
情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 般若×キンカン、三軒茶屋発のコラボMV「地元の唄 キンカン Remix」公開