声優・俳優・歌手として幅広く活躍する宮野真守が、1990年から所属していた劇団ひまわりを退所したことが明らかになった。

 劇団ひまわりの公式X(旧Twitter)アカウントが、宮野の誕生日でもある2025年6月8日に発表した。

 発表によると、宮野は2025年6月8日をもって契約満了となり、同日をもって退所。「これまで応援し続けてくださいましたファンの皆さま、並びにご支援いただいている関係者の皆さまには心より感謝申し上げます」と劇団側は感謝の意を綴り、「今後とも宮野真守へ変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」と呼びかけている。

 宮野は1990年に劇団ひまわりに入団。子役として活動を始め、やがて声優・俳優・歌手として頭角を現した。代表作にはアニメ「DEATH NOTE」(夜神月役)や「文豪ストレイドッグス」(太宰治役)、映画の吹き替えでは「バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ」(マーティ・マクフライ)などがあり、その高い演技力と表現力で多くのファンを魅了してきた。

 また、ミュージカルや舞台、テレビドラマにも出演し、アーティストとしてもライブツアーを行うなど、ジャンルを越えて第一線で活躍し続けている。

 今回の退所をもって、宮野の活動体制に何らかの変化があるかは現時点では明らかになっていないものの、35年という長きにわたる在籍期間に区切りをつけたことは、本人およびファンにとって大きな節目となる。今後の宮野真守の動向にも引き続き注目が集まりそうだ。

<参考・引用>
劇団ひまわりinformation(@himawari_press

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025060904.html
情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 宮野真守、劇団ひまわりを退所 1990年から35年にわたり所属