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吉本興業が運営する京都市の劇場「よしもと祇園花月」が、8月18日をもって閉館することが決まりました。同社が5月19日、公式サイトで発表しました。
吉本は「このたび、誠に残念ではありますが、諸般の事情により、閉館することになりました」と報告。「京都唯一のお笑い常設劇場として、地元の皆様をはじめ、修学旅行生や観光でお越しの方々にもご来場いただきました」「これまでご愛顧・ご支援を賜りましたお客様および関係各位に心より御礼申し上げます」と、感謝の言葉を述べています。
また、「よしもと祇園花月」公式X(旧Twitter)でも同日、8月での閉館が伝えられました。投稿のリプライ欄には「突然のことで言葉が出ません」「ほんまにショック!!めちゃ行ってたのに」「日本で一番大好きなお笑い劇場でした」など、惜しむ声が次々と寄せられています。
一方で、常設劇場としての営業は終了するものの、吉本は「今後も、京都における公演を定期的に開催してまいります」とし、今後の活動継続にも言及しました。
「よしもと祇園花月」は2011年7月にオープン。1987年に閉館した「京都花月劇場」以来、京都における吉本直営劇場としては24年ぶりの復活でした。多彩な出演者による漫才や落語に加え、京都限定の演目「祇園吉本新喜劇」など、地域色豊かな舞台を提供してきました。
<参考・引用>
吉本興業株式会社公式HP「よしもと祇園花月 8月閉館のお知らせ」
よしもと祇園花月公式X(@gionkagetsu)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025051908.html