2月21日に、ドムドムハンバーガーの新作バーガー「塩キャラメルバターチキン」が販売開始されました。

 バーガーと塩キャラメルの組み合わせ、一体どんな味なのでしょう。気になったので、食べに行ってきました。

■ とろ~り濃厚なバターソースと、ザクザクのフライドチキンが美味しい

 訪れたのは、東京都台東区浅草にある「浅草花やしき店」。浅草花やしきの園内と園外、両方から購入が可能です。

 開店後間もなく訪れたところ、店頭にはバッチリ「塩キャラメルバターチキン」の看板が出ていました。単品価格は税込500円です。

 バンズから飛び出すキャラメル&バターソース、そして分厚いフライドチキンにごくりと喉が鳴ります。

 筆者、甘じょっぱい系の味が大好きです。胸を躍らせながら注文し、近くにあるベンチで早速いただきます。

 バーガーラップをめくると、鼻腔をくすぐるのはほんのり甘いキャラメルの香り。

 すぐ後ろが遊園地なことも相まって、どこか童心に返ったような心地がします。

 黄色いバターソースは、イメージ写真と同じくらいのたっぷり具合で、見事にバンズから溢れ出ています。

 中を割ると、フライドチキンが黄色く塗り潰されてしまっているほど。バターソースにやや隠れてしまっていますが、琥珀色のキャラメルソースもしっかりいます。

 かぶりついていくと……うん、美味しい!とろっとしたバターソースが、ザクザク&ジューシーなフライドチキンにマッチして、非常に食べ応えがあります。深夜にかぶりつきたいジャンク感。

 2025年1月発売の「春菊かき揚げバーガー」を食べたときにも思いましたが、ドムドムの揚げ物はほかのチェーン店とは一線を画す美味しさな気がします。

■ 甘じょっぱ系でも塩味優勢タイプ?

 ……と、この「塩キャラメルバターチキン」は美味しいには美味しいんですが、正直なところ少し物足りなさも感じます。

 というのもキャラメルの「甘さ」「ほろ苦さ」がやや薄いのです。

 甘じょっぱ系の食べ物は、甘さと塩気が同じ濃さで存在するバランスタイプと、塩味が優勢なタイプにわかれます。今回の「塩キャラメルバターチキン」の場合は、バターソースとフライドチキンの「塩気」がかなり優勢。つまり塩味優勢タイプです。

 このためか、かぶりついたときも両者の塩味が先に立ち、遠くの方にキャラメルがいるなあ……という感じなのです。

 バランスタイプの甘じょっぱ系大好き人間の筆者としては、「もう少し、こう、なんとか!キャラメル感を!」と思わざるを得ない一品でした。ただしこれはあくまで個人の好みの話です。塩味優勢タイプが好みの方にはピッタリな味付けではないでしょうか。

 好みの部分をのぞいて、全体的には非常に美味しく食べ応えがあり、満足度の高い出来栄えでした。もし少しでも気になる方は売り切れる前にぜひ。

(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025022109.html
情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 ドムドムの甘じょっぱ系バーガー「塩キャラメルバターチキン」を実食!気になるお味は?