言葉が話せない猫が、人間と意思疎通を図る場合は態度で示すしかありません。お腹がすいたときは飼い主の前で鳴いたり、足元をウロウロしたりといった方法で訴えてくることが一般的ですが、モカちゃんはなんと座る飼い主さんの膝上に乗ってプレッシャーをかけてくるのだそう。

 Xに投稿された写真からは、たしかに「早くご飯ちょうだい」といわんばかりの無言の圧を感じます。これはひとたまりもありません……!

 性格はとても甘えん坊で、家族にくっつくのが大好きである一方、自己主張が激しめだというモカちゃん。今回の写真も、撮影されたのはこの日の晩ご飯のおよそ1時間前のことだそうで、座椅子に腰かけてスマホを触る夫さんの膝に飛び乗り、顔を近づけて催促しています。

 以前からご飯の前になると、飼い主の後をついてまわるなどしていましたが、今回のように足に乗って圧を掛けるようになったのは11月に入ってからなのだそう。つまり、飼い主さんにとってもまだまだ見慣れない光景であったため、「猫って本当に身軽だな〜」と感心し、思わず写真におさめたようです。

 モカちゃんの催促は他にも、膝に爪研ぎするなど、実力行使に出ることもあるのだとか。この後はいつもよりちょっとだけ早めにご飯をもらっていたとのことなので、今後もあの手この手でご飯を要求してくるかもしれませんね。

<記事化協力>
ジャンプ猫@しょぼ顔のテンさん(@aruten0808

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024111801.html
情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 「ご飯まだかにゃ?」空腹時に飼い主の膝上で無言の圧を掛けてくる猫さん