TKGといえば、卵かけごはんの略称ですが、これをパスタにアレンジしたレシピを、JA全農広報部の公式Xアカウントが紹介しています。その名もTKP(卵かけパスタ)。

 完全なる「和」であるTKGを「洋」にアレンジし、「外かりっ中もちっ、まるでカヌレ?」のように仕上がるのだとか。いちTKGファンとして、これは何とも興味をそそられるレシピ……!ということで、今回実際に作ってみたいと思います。

■ TKP作ってみた 茹でたパスタを卵と絡めてオーブンで焼くだけのカンタン工程

 作り方は全農広報部のポストにも記されていますが、ツリーにあったHPに詳細が書かれていましたので、そちらを参考にしていきます。用意した材料は以下の通り。

【材料】2人分
・パスタ……200g
・塩(パスタ茹で用)……ひとつまみ
・たまご……1個
・明太子……2分の1本
・マヨネーズ……小さじ2分の1
・大葉……1枚
・チーズ……大さじ1
・めんつゆ……適量(小さじ1/2)
(JA全農たまご株式会社HPより)

 まずはオーブンを250度に余熱しておきます。その後、沸かしたお湯に塩を入れ、パスタを指定の時間通り茹でていきます。その間卵を溶いておき、めんつゆと共に熱湯から上げたパスタと絡めます。

 卵を絡めたパスタを耐熱皿に移し、その上にこれでもかと言わんばかりにチーズをかけた後、予熱したオーブンで20分焼きます。焦げ目がついたら取り出し、仕上げにめんたいこ、刻んだ大葉、マヨネーズをトッピングすれば完成です。

 調理時から漂うチーズの香りが何とも食欲をそそります。これはかなり期待できそう!早速実食と行きましょう。

■ TKP食べてみた 味はもちろん食感も楽しめる一品で二度おいしいパスタ

 フォークで明太子をつぶし、パスタ麺と豪快に絡めていきます。焼けたチーズがパリパリと音を立てて割れる音を聞くと、それだけで耳が幸福感でいっぱいになります。

 早速ひと口食べてみると……うまいっ!卵とチーズの組み合わせで、カルボナーラのようなクリーミーさがありつつも、大葉、明太子、マヨネーズで味にアクセントをプラス。ほんのりと香るめんつゆが全体をうまくまとめている印象で、見事に和と洋が融合しています。

 この料理の面白いところはやはり食感にあるでしょう。全農広報部のポストにもあるように、外はカリッ、中はモチッというパスタらしからぬ歯ごたえで、グラタンやドリア、焼きパスタのそれに近いかも。

 想像していたTKPの出来栄えとはちょっと違いましたが、これはこれで非常においしいです。食べても食べても食欲をそそる明太大葉に手が止まらず、あっという間に完食しましました。ごちそうさまでした!

 JA全農のHPでは今回の明太大葉のほか、キムチチーズTKP、ドライカレーTKPのレシピも公開されています。大人から子どもまで幅広く好評間違いなしの料理をぜひお試しあれ。

<参考・引用>
全農広報部【公式】日本の食を味わう(@zennoh_food
JA全農たまご株式会社HP「焼きパスタ(TKP)

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024083002.html
情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 全農広報部おすすめ TKGならぬTKP(たまごかけパスタ)作ってみた