抱っこされて和やかな表情のうさぎさん。一方その背後で透明なケージにかじりつき、何かを訴えるような形相で舌をペロペロさせる3匹組の光景がSNSで話題です。果たして一体何が起きているのでしょうか。

 ケージの3匹は、プレーリードッグの「めめ」さんと「ぬふ」さん、そしてリチャードソンジリスの「ポポ」さん。抱っこされているのはうさぎの「ポテト」さんです。なにかモグモグしているのは、服を噛んでいる仕草だそう。

 それにしてもケージの3匹の様子が強烈です。「うわーいいなー!!」「こっちも! こっちも!」「僕も~~!」という絶叫が聞こえてきそうですが、実際のところはどうなのでしょう。撮影したやみの@Prairie dogさんに尋ねてみると、意外な答えが返ってきました。

 「3匹がケージをペロペロしているのは、ガラス面にペースト状のオヤツを塗っているからなんです。『ストレスを感じての行動なのでは?』という声もいただいたのですが、実際にはオヤツを夢中で食べているだけですので安心してください」(やみの@Prairie dogさん)

 ……ということで、こちらは偶然の瞬間ではなく、あらかじめ準備をしたうえで撮影した動画だったとのこと。一瞬心配にもなりましたが、オヤツ中だと聞いてひと安心です。

 「見る人によっていろいろ感じられる様な面白い動画になれば良いと思って撮影しました。『一体この場所で何が起こってるんだ??』と疑問に思って頂いたり、ただ単純に『ペロペロしてて可愛いー』『よく見るとジワる』みたいな感じでご覧いただければと思っています」(やみの@Prairie dogさん)

 よく考えたら、私たち人間だって、すべての行動に意味があるわけではなく。「どんなことを思っているんだろう」と、それぞれ思い描いてみるのも面白そうですね。いやはや、3匹の「名演」に思わず脱帽です。

※初出時一部に誤りがありました。ゲージ→ケージでした。訂正しお詫びいたします。

<記事化協力>
やみの@Prairie dogさん(@prairie20210108

(天谷窓大)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 天谷窓大 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024083001.html
情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 ケージに張り付き「猛烈ペロペロ」するプレーリードッグとリチャードソンジリス