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劇場アニメ「ベルサイユのばら」(2025年新春公開)の美術設定画7点が解禁されました。美術監督・中村豪希氏が手がけた作品は、華やかで繊細な「ベルばら」の世界観を見事に表現しています。
今回解禁された美術設定画は、マリー・アントワネットが暮らすベルサイユ宮殿や、オスカルが家族と暮らすジャルジェ家、フランス革命と深い関わりを持つコンコルド広場、そしてオスカル、マリー・アントワネット、フェルゼンが出会う仮面舞踏会の会場・オペラ座といった、物語の重要な舞台を含んでいます。
今回の解禁は、1789年7月14日のバスティーユ牢獄襲撃を記念するフランスの「革命記念日」に合わせて、7月14日(日本時間)に行われました。18世紀後半の華やかな装飾や繊細なデザインといった建築様式を忠実に描くことで、「ベルばら」の壮麗な世界観を表現しています。
池田理代子の代表作「ベルサイユのばら」は、1972年より「週刊マーガレット」(集英社)にて連載され、現在累計発行部数は2000万部を突破。宝塚歌劇団による舞台化やTVアニメ化など、多くのメディアで社会現象を巻き起こしました。そして2025年新春、完全新作の劇場アニメとして再びスクリーンに登場します。
【中村豪希 美術監督コメント全文】
・こだわりや苦労した点
「ベルサイユ宮殿含め当時の貴族社会を華やかに彩った豪華な建物の装飾などは手数を入れて描き込んで行くことでしか表現できませんのでそこはこだわった点であり併せて苦労した点でもあります」
・注目していただきたい点
「ベルサイユ宮殿は外観、内観含めまして可能な限り資料を調べ、それぞれ個性的な室内の装飾、庭園の雰囲気などを再現しておりますので注目してみていただければ幸いです。パリの街中などは監督のこだわりでもありますが革命に向かって雰囲気が変わっていく様も表現しておりますので注目していただければと思います」
(C)池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会
情報提供:エイベックス・ピクチャーズ株式会社