大好きな飼い主さんに抱っこされているのに、浮かない表情を見せているのは、がんもくん。ペキニーズとトイプードルのミックスで、3歳の男の子です。

 がんもくんは気づいてしまいました。自分がトリミングサロンに向かっているということを……。しょぼーん。

 「トリミングサロンのエレベーターで悟るがんも」と、飼い主さんがSNSで紹介した写真では、うつむいていて元気がありません。「はぁ……」というため息が聞こえてきそう。

 エレベーターに乗る前は散歩だと思って走り回っていたそうですから、散歩じゃないとわかり、がっかりしてしまったのかもしれませんね。

 飼い主さんに当時についてうかがうと、エレベーターに乗る前まで笑顔がキラキラしていたのに、乗ったら「表情が死んだ」と語ります。あからさまに嫌な顔をしたので、「こりゃ気づいたな」と察したそうです。

 このトリミングサロンに行くのは3回目。エレベーターの中では、気づいて元気をなくしてしまいましたが、トリミング中は暴れたり逃げようとしたりすることはなく、おとなしくしているのだとか。

 飼い主さんによると、トリミングは嫌いとまではいかないものの、「疲れるから、なるべくしたくないんだと思う」とのこと。ちなみにトリミング後はトリマーさんたちにかまってもらえるので、毎回楽しそうにしているそうです。

<記事化協力>
がんもくんさん(@ganmo926_

(佐藤圭亮)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 エレベーターで悟るワンコ 「あ、散歩じゃなくトリミングだ……」しょぼーん