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井村屋のロングセラー商品「あずきバー」。公式サイトではさまざまなアレンジレシピも公開されていますが、中でもひときわ異彩を放つのが「あずきバーで肉じゃが」なるメニュー。見るからにネタ臭がすごい……。
ということで、今回はこのあずきバーを使った肉じゃがに挑戦!したわけなのですが……最初の写真にあるとおり作っている途中の絵面がすごかったです。
「あずきバー肉じゃが」に挑戦するにあたり、公式レシピをそのまま参考にして材料を次の通りそろえました。
【材料】(2人分)
あずきバー(65ml)2本
牛肉100g
じゃがいも2個
にんじん1/2本
玉ねぎ1/2個
醤油大さじ2
サラダ油小さじ2
水300ml(「井村屋ほっこりレシピ」より引用)
一般的な肉じゃがと違うところと言えば、酒、砂糖、みりん、顆粒和風だしといった調味料の代わりに、あずきバーが投入される点。これらの代わりを果たすことが出来るのでしょうか。今のところ不安しかありません。
とにもかくにも、作ってみないことには始まりません。レシピを参考に、じゃがいも、にんじん、玉ねぎをカット。鍋にサラダ油を熱し、牛肉と玉ねぎを投入します。
火が通ったら、続けてじゃがいもとにんじんを投入。炒め合わせたら、そこへ水を加えます。沸騰したら、いよいよあずきバーの出番。
醤油をまわし入れた後、意を決してドーンと突っ込みます。そのビジュアルのインパクトたるや。
ある程度溶けたらあずきバーの棒を外し、灰汁を取りながら弱火で15~20分煮込めば完成。小豆の粒が少し残っている点を除けば、普通に作った肉じゃがと変わりありませんが、そのお味やいかに?
早速お皿に盛り付け、手を合わせていただきます!
一口食べてみると……意外といったら失礼かもですが、普通においしい。使った調味料と言えば、醬油とあずきバーだけなのに……しっかりと肉じゃがの味になっています。なんというマジック。
と、ここであずきバーの原材料をチェックしてみると、箱に書かれていたのは「国内製造の砂糖、小豆、水あめ、食塩」の4種。
なるほど、砂糖や小豆によって甘みが加えられ、材料を柔らかくしたり、味を引き締めたりといった役割は水あめや食塩が担っていたのでしょう。言われてみればなんとなく、理にかなっているような気もします。
酒やみりんはないけどあずきバーならある!といった状況はそうそう発生しないかとは思いますが、サプライズ的に作ってみると面白いかもしれません。まさか醤油とあずきバーで味付けされているなんて、絶対に気付かないと断言できるくらい、自然な肉じゃがに仕上がっていました。恐るべし、あずきバーの潜在能力。
<参考・引用>
井村屋ほっこりレシピ「あずきバーで肉じゃが」
(山口弘剛)