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マクドナルドというと、なんとなく「トッピング」ができるというイメージは少ないのですが、実は「ピクルス多め」や「オニオン多め」などのカスタムオーダーが可能です。
他にもファンの間で「裏メニュー」扱いされているのが、「トマト追加」のオーダー。トマトを好みのバーガーと組み合わせることで、自分好みの「バーガー」にして楽しむことができるんです。
実はこの「トマト追加」は、2015年に公式に開始されたサービス。バーガー類の価格に「プラス40円で1枚追加可能」。「最大3枚まで」追加することができるようになっています。
ただし対応は店舗によって異なるもよう。当時の資料でも「一部店舗除く」と紹介されていました。
そして気になるのは、「トマト追加」が開始されたのは今から8年前ということ。本当にまだやっているのでしょうか?こんなオーダー方法があるのはつい最近まで知りませんでしたし、近年では大々的に宣伝や告知がおこなわれている気配もなく、筆者のように知らない人が多いんじゃないでしょうか?
噂では現在も「トマト追加」ができるらしいのですが……はじめて聞くトッピングにちょっとドキドキします。
2015年当時の報道リリースを改めて見てみると、「トマトとソースとお肉の組み合わせが最高!」、「フィレオフィッシュとトマトがこんなに合うとは思わなかった!」という声があったと紹介されています。
え、ちょっと待って「フィレオフィッシュにトマト!?」それは合わないやろ……。とつい個人的には考えてしまうのですが、「裏メニュー」扱いされているトマトを追加するとなると、一応これも「マックの裏メニュー」。裏メニューとなると、何としてでも食べないわけにはいきません。
ということで今回は、筆者にとってはマクドナルドの未知なるグルメ「フィレオフィッシュ+トマト」をオーダーしてみます。本当に買えるのかな?
お店に出向いて、店頭で「フィレオフィッシュ」と「トマト」を注文してみます。
カウンターではベテランのクルーが対応してくれましたが、本当に注文できるのか半信半疑。
恐る恐る「フィレオフィッシュにトマトって追加できますか?」と聞くと、「た……多分できると思います……」と、少々自信なさげではあるが、できるとの回答。
ベテランでもなかなか受けたことがない注文のようで、奥のクルーに相談しに行くこと数分。「何枚ですか?」と聞かれたので、2枚と回答。
1枚だと物足りない、しかし3枚だとフィレオフィッシュがトマトで「グジュグジュ」になってしまう恐れがあるため、2枚にとどめました。
さらに、今回トマトがまさに「グジュグジュ」になることを恐れ、事前に「半分にカット※」してもらうようにお願いしました。そうすることで、きれいにカットされ、断面図が美しく撮影できるハズ!
(※カットサービスは店舗によって対応が異なります)
レシートを見ると、確かに「フィレオフィッシュ」と「ADDトマトトッピング」とトマト2枚分の価格がプラスされていることがわかります。
箱を開けてみます。すると、半分にカットされたフィレオフィッシュが登場。ここで気がついたのですが、意外なほど「トマト」の存在感がありません。影薄いもしかして君?
さらに「バンズ」をずらしてみたのですが、パッと見「トマト」がほとんど見当たらないように見えます。若干チラリと赤いものが見えている程度です。
ちょっと失礼して、バンズをどかしてみてみましょう。そうすると、確かにトマトは2枚存在しております。
では、問題の味の方は如何でしょうか。フィレオフィッシュにトマト……なんとも奇妙すぎるこの組み合わせ、本当に美味しいのだろうか。
が、その心配は見事に打ち砕かれました。もちろん「いい意味で」。
こ、これは、うまい!
フィレオフィッシュのサクサク感に、トマトの酸味が見事に調和。サクッ!ジュワッ!とするあのフィレオフィッシュの食感が強化され、味のコントラストが更に強くなることで旨味が増加。
もともと「フィレオフィッシュ」には「タルタルソース」が添えられているのですが、「タルタルソース」には「ピクルス」が入っており、酸味が強い。つまりその時点で、酸味とフィレオフィッシュのバランスはよい。ゲームで言うならば「バフ」を2段階ぐらいかけた感じになっている。
ちょっとオシャレな喫茶店などで出される「フィッシュフライ」のサンドウィッチのような味わいに近く、高級感もありオススメ。
ということで、「マックの味に飽きちゃったな」とか「ちょっと贅沢してみたい」そんな方は、是非とも「トマト追加」試してみてください。マクドナルドの世界観がガラリと変わりますよ。
<参考>
店舗でスライスした、みずみずしくフレッシュなトマトをプラス40円でバーガー類にトッピングできる全国初の新サービス!
(たまちゃん)