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突然家へとやってくる訪問営業。忙しい時など、対応に困ってしまうこともありますよね。一方、訪問営業をする側の営業職は、商品が売れなかったり、お客様に怒られたりと精神的に辛い仕事であると耳にします。
フミコ・フミオさん(以下、フミオさん)がTwitterに投稿したのは、自宅にマンションの営業マンがやってきた時のエピソード。訪問販売を受ける側である妻と、同業者として営業マンを不憫に思うフミオさん、どちらの気持ちにも共感できる内容が綴られています。
我が家に突撃してきた若いマンション営業マンが「売れないからしつこくセールスしてるのでしょ?」「売れないもの売りつけていいの?人として」「これまで売れたの?」などとウチの奥様から猛反撃を受けていた。同じ営業マンとして彼を助けなければと思いましたが現実的に無理なので見殺しにしました。
フミオさんによると、この日突撃してきた営業マンは、推定20代後半~30歳の真面目そうな男性。黒髪真ん中分けで、声が細く、慣れないようすでマンションの営業を行っていたそうです。まだ新人営業マンだったのかもしれません。
一方のフミオさんの妻(以下、妻さん)は「普段から強め」ではあるものの、ツイートにあるようたたみかけるまで強気に出たのはワケがあり、実はこの会社からはこれまでにも度々訪問営業を受け、都度断るという背景があったのだそう。今回ばかりはあまりにしつこいため、ついにしびれを切らしたようです。
基本的に訪問営業などには出ないようにしてきたそうですが、「インターホンを鳴らされるのも面倒なので対応して断りを入れています」とのこと。
この投稿には、「しつこくセールスされたらキレる」、「奥さまかっこよすぎる」など営業される側に立った声があがる一方で、「若い営業マンのライフはゼロ」、「やりすぎは良くない」といった営業マンに同情する意見もよせられています。中には「こうやってセールスは鍛えられるんだ」といったコメントも。
フミオさんもこの営業マンに対し、営業職経験者として不憫に思うと同時に「かつての自分も冷たくあしらわれたので放置することに決めました。成長には必要なステップですね」と振り返ります。
ちなみに、宗教の勧誘があった時の妻さんは「奇遇ですね。私も神です」と勧誘を断っているそうです。
<記事化協力>
フミコ・フミオさん(@Delete_All)
(一柳ひとみ)