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最近「カプセルトイ」の種類も多種多様になってきており、「え?それをカプセルトイにしてどうすんの?」というマニアックな商品も増えています。だからこそ欲しくなるという意味の分からない、物欲を刺激させられるのも魅力。
そんなマニアックすぎる商品の一つ「カプセルトイ 手のひらネットワーク機器」も、なかなかアツいです。
「カプセルトイ 手のひらネットワーク機器」は、ネットワーク機器メーカーの企画・監修による商品。1回500円で、6月15日より順次発売されています。
企画・総合監修はITインフラのプロフェッショナル「エーピーコミュニケーションズ」。ネットワーク機器メーカー3社(A10ネットワークス・CISCO・古河電気工業)とのコラボ商品となっています。ミニチュアとはいえ、名だたるメーカーが参戦しており、控えめに言って「やり過ぎ」です。
さて、商品名は「カプセルトイ 手のひらネットワーク機器」となっていますが、我々IT業界ではどちらかというと「ネットワーク機器」がのせられた「サーバーラック」という呼び名のほうがわかりやすいと感じます。
「サーバーラック」といえば、IT業界ではおなじみのネットワーク機器。サーバールームに入ってメンテナンスをしたり、外部からアクセスしたりと、仕事では欠かせないもの。
しかし、だからといってそれが「カプセルトイ」にするほど「かわいい」とか「かっこいい」とかそういうものでもなく、むしろ「地味」で「映え」ない代物。それをあえて「カプセルトイ」にするという心意気が素晴らしい。
用意されているシリーズは「A10 Thunder7655S」「CISCO C9300-48UXM」「CISCO Meraki MX85」「FITELnet FX2」の4種類。
ということで早速買いに行ってきました。
近所のカプセルトイ売り場を訪れたところ、ありました!「手のひらネットワーク機器」!!ガチャの中を覗いてみたところ……。6月15日発売ということなのに、すでにもう売り切れ寸前。
実は購入日の前日にも確認したのですが、まだ未入荷。ということは、本日入れたてホヤホヤのはず。にも関わらずこれだけの減り具合は「ヤバい」。
4つ繋げると「サーバーラック」が完成するそうなのですが、コンプリートできる自信もなく。被りを恐れ、とりあえず2つ購入しました。
では「手のひらネットワーク機器」を組み立てていきます。基本的に、中身は「サーバーラック」と「ネットワーク機器」になるのでそれらを繋げるだけの簡単な組み立て。
まずは、最初に引き当てた「古河電工」の100GbE対応マルチサービスルータ「古河電工FITELnet FX2」から。
組み立て方法は、サーバーラックを構成する「柱」を3つ組み立て、その中に「古河電工FITELnet FX2」をいれるだけなので、特に難しい工程はなく、簡単に完成。
電源ケーブルやLANケーブルも付属されているので繋いでいきます。本体サイズに比べ、ケーブルがやたら太いのは、あらかじめ「ケーブリング」させて楽しむことを前提としているように感じます。
なんと電源タップも付属。芸が細かい。
そして、もう1商品はA10ネットワークス社が販売するADC(アプリケーションデリバリーコントローラ)である「A10 Thunder7655S」。アプリケーションの可用性やパフォーマンス向上に役立ちます。
こいつも繋げていきます(青い商品)。横に「Apple Watch」を置いてみましたが、本商品のサイズの小ささが感じられるでしょうか。
一見、見た目はかなり立派に見えますが……
裏側をみると一目瞭然、まだまだ中途半端な状態。4台コンプリートすることで、サーバーラックの奥や天井が完成するという仕組みです。
今回は2台購入ですので、ここまでしか再現できなかったのですが、財力がある方は4台以上購入し、冗長化させたり、リアルなケーブリングを楽しんだりするのも良いかも。
SNSの状況を見ると、売り切れていたとの報告もあり、かなりの人気商品で売り切れも好調のようです。
欲を言えば、薄暗い部屋に設置し、LEDランプをチカチカさせネットワーク状態を監視したい!
(たまちゃん)