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舞台「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」2023の製作発表が6月15日に開催されました。2022年に続く上演です。
本間芽衣子役を演じる市川美織さんや主人公・宿海仁太(じんたん)役の河原田巧也さんをはじめ、桃月なしこさんや駒形友梨さん、須賀裕紀さんなどが登壇。それぞれ役の衣装で登場し、キャラクタービジュアルが公開されました。
この日、市川さんは喉の不調で声が出なかったので、質問の回答はホワイトボードに記入する形に。それを桃月さんや河原田さんが読み上げてフォローする形で行われました。
特に市川さんと桃月さんは2022年の初演に続く共演ということもとあり、息もピッタリ。現在はプライベートでも遊ぶほど仲が良いそうです。
互いの印象について市川さんは、桃月さんのことを「こんな美人さん存在するんだ!でも、中身はおじさん」と表現。桃月さんは「可愛くてフレンドリーで、超いい子。めんまはみおりんにしかできない」とコメント。
作品の魅力については、「何も変わらないめんま。大人になる途中のみんな。変わっていく日々の中で、成長しつつ、何も変わらない大切さが分かった作品です!!」と書き綴り、思いを伝えました。
「あの花」ファンの一人という河原田さんは、初めての主演ということでプレッシャーも感じているそう。しかし、その一方で「やってやろう、かましてやろう」という気持ちも徐々に強くなっているといいます。
原作テレビアニメについては、「何度観ても、同じところで泣いてしまうほど素晴らしい作品」と語ります。脚本・演出を手掛ける畑雅文さんや共演者と濃密な稽古の時間を過ごすことで、「不安が1ミリもないくらい自信を持ってお届けしたいと思います」とファンに向けて呼び掛けます。
前回に引き続き安城鳴子(あなる)を演じる桃月さんは、初演が終わった時にお客さんから「あなるがあなるだった」と喜びの声をもらい、非常に嬉しかったそうです。「今回も前回以上のあなるをお見せできたらいいなと思っています」「最高の安城鳴子をお見せできるよう頑張ります」と意気込みます。
今回が舞台初挑戦となる鶴見知利子(つるこ)役の駒形さん。「アニメに恥じないような演技ができるよう頑張りたい」「私の勇姿を劇場で観ていただけたら嬉しい」と語ります。
「10年前から『あの花』の大ファン」と明かしたのは、久川鉄道(ぽっぽ)を演じる須賀さん。思春期の葛藤や友情、恋愛や劣等感、嫉妬心など、それらを「バスター」していくところに惹かれたそうです。アニメや漫画、映画や小説など、それぞれ違いがあり、舞台ではどのように描かれているのかを楽しんでほしいとのこと。
最後は仕事の都合上、制作発表に参加することができなかった松雪集(ゆきあつ)役の井阪郁巳さんからもコメントが到着。世界中のファンから愛されている作品ということでプレッシャーも感じているそう。しかし、稽古を重ねて誠意をもって素敵な作品を作り上げていきたいと語っていました。
舞台「あの⽇⾒た花の名前を僕達はまだ知らない。」2023は、8月9日~15日まで博品館劇場で全10回公演されます。全席指定で、料金は税込9000円。チケットはローソンチケットで購入できます。
公式先行販売の抽選受付期間は、6月15日の18時~27日まで(当落発表は6月30日の15時)。プレリクエスト先行販売の抽選受付期間は、6月28日の12時~7月5日まで(当落発表は7月8日の15時)。一般発売日は、7月15日の12時に先着でおこなわれます。
情報提供:株式会社Alice
(佐藤圭亮)