小さな子どもにとって、スイッチやボタンは魅力的に映るもの。リモコンや電灯のスイッチをパチパチ操作されるのには困ってしまいがちですが、そんな欲求を解消する手作りのツールがツイッターで注目を集めています。

 それはさまざまな種類のスイッチが搭載された、まさに「スイッチの集合体」と呼ぶにふさわしいおもちゃ。この見た目、子どもだけでなく大人も夢中になってパチパチしたくなる魅力があります。

 制作を行ったのは、1児の父である「しげる」さん。もちろんですが、今作はなにかとスイッチを触りたがる年頃のお子さんのために作ったもので、スイッチは電子部品店で購入、グレーの本体は3Dプリンターを用いて出力し、組み立てたものです。

 こうした「スイッチを触る」ことを目的としたおもちゃは市販もされていますが、子どもの目って意外と肥えているんですよね。買い与えてもあまり興味を示さず、効果がなかった時のことを考えて、自作してみることにしたのだそう。

 各種スイッチは実際に電子機器に使われる部品と同じものを選び、実に本格的な仕様。中でもトグルスイッチが3つ並ぶ配置はしげるさんが意図的に行ったもので、パチパチパチと連続で動かすことによる爽快感が味わえます。や……やってみたい!

 そんなこだわりの詰まった「スイッチの集合体」をお子さんも気に入ったようで、自分で動かして遊ぶのはもちろんのこと、しげるさんに持たせて、操作しているところを眺める、という遊び方もしているのだとか。お子さんはどうやら生粋のスイッチ好きであるようですね。

<記事化協力>
しげるさん(@gerusea

(山口弘剛)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 子どもだけじゃなく大人も夢中になる?自作おもちゃ「スイッチの集合体」