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小学生の遊びと言えば、ドッジボールやなわとびなど、昔からあるものが中心ですが、ある時パッと生まれたオリジナルゲームが一時的に流行する時ってありますよね。
ツイッターユーザー「べってぃー」さんの5年生になる息子さんも、独自にカードゲームを制作したそうで、なんとこれが学校内だけでなく、自宅でも友達と遊ぶほどの大流行を見せているのだとか。その内容はというと……。
息子が自作したカードゲームがクラスで流行っているらしい。家でお友達とそのカードで遊んでいて
息子「いけ!小泉進次郎カード発動!!」
友達「うわっマジ!!ここで進次郎か!!」
息子「これでお前は紙ストローしか使えずにメンタルは0だ!!」
2人「セクシー!!」どういうゲーム!?
これはべってぃーさんのつぶやきをそのまま引用したものになりますが……文面を読んだだけでは、全く意味がわかりません。しかもそこには政治家「小泉進次郎」氏の名前も。一体どういうゲーム!?
べってぃーさんに詳しくうかがうと、なんでも2人対戦制で、山札からキャラカード5枚、アイテムカード7枚をランダムに配布。キャラには技やポイントが振られており、アイテムカードは補助的な役割を持ちます。それを交互に出し合って戦い、先に手持ちのキャラカードがなくなった方が負け、というルールなのだそう。
また、技が発動された際、その技名をお互いで一緒に言う、という点が盛り上がるポイントなのだとか。……と、ここまで聞くと、小学生らしい勢い先行のゲームかと思いきや、意外にも戦略的な一面も持ち合わせているようですね。
キャラカードには、現内閣総理大臣や、現東京都知事のものもあるそうで、その種類は200種類を超えているそう。それにしても、進次郎氏に紙ストローとは……少々ブラックユーモアに富んだ時事ネタを取り上げている点も、このゲームの魅力のひとつでしょう。
これにはべってぃーさんも「アニメやゲームのキャラクターを模写してカードを作っていると思っていたので、それ以外にまさか政治家カードまで作っているとは思いませんでした」と、世相を反映した深い内容に非常に驚くと同時に、「2人がセクシー!!と叫んだ時には『はぁ!?』と私も叫んでしまいました笑」と、やはりその訳の分からなさ加減に思わずツッコまざるを得なかった様子。
とはいえ、こんなオリジナルゲームを考案、制作できるなんてそれだけで大したものです。近年ますます広がりを見せるアナログカードゲーム市場。息子さんはもしかすると、将来大ヒットを飛ばすゲームクリエイターになる……かもしれません。
<記事化協力>
べってぃーさん(@mikiteatanaka)
(山口弘剛)