サッと取り出して使えば、注目を集めること間違いなし?SNSにてユニークなハンドメイド文房具を投稿している「マナベル」さんが制作したのは、なんと長ネギをモチーフにしたガラスペン。

 特徴的な緑と白の配色や、縦に入ったスジ、さらには表面の凹凸に至るまで細かく再現。まさにネギ好きにとってはたまらない逸品となっています。

 実は過去にも、「焼きネギペンレスト」や「万葱筆」など、いくつかのネギ文房具を制作しているマナベルさん。これらが好評だったことや、「長ネギ」モチーフなのに短いペンという言葉の面白さから、アイデアを思い付いたのだそう。

 ガラスの軸に縦方向に溝を掘り、レジンでコーティングを施すという工程の中で、ネギの繊維の質感を出すべくツヤツヤに仕上げた点がこだわりのポイント。ツイッターに投稿された写真でも確認できますが、その表面感はまさに本物のネギと瓜二つ。

 さらにペンの上部をよく見ると、そこには中から飛び出した黄色の芯が。買った後冷蔵庫で保管していると、成長した長ネギの芯が飛び出している現象はよく見られますよね。まさかそんなところまで再現されているとは。こうした細かい部分にも、マナベルさんの遊びゴコロが光ります。

 こうして完成した「短いネギペン」。ぜひ実際に手にして使ってみたいところですが、まだこの1本しかないため今のところ販売を行う予定はないのだとか。

 なお、マナベルさんは2月25日に五反田TOCビル(東京都品川区)にて開催される「文具マーケット」に出展予定で、当日は「焼きネギペンレスト」や「猫のおててペン」「魔法の杖ペン」などを出品するそう。そこで今回の「短いネギペン」も、展示する予定とのことです。

<記事化協力>
マナベル@2/25文具マーケット出店さん(@manabell59

(山口弘剛)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 長ネギモチーフの手作りガラスペン 繊維の質感や表面の凹凸を完全再現