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冬に子どもが楽しみにしていること、そう!それは「雪遊び」。雪だるまを作ったり、かまくらを作ったり……。寒いことも忘れて没頭してしまいますよね。
ただ、都心などの雪が少ない地域では、なかなか積もらずに思ったように雪遊びが楽しめないことも。
そこで今回は、保育士で3児の母でもある筆者が、少ない雪でも楽しめる雪遊びのアイディアを紹介します。
ほんの少しの積雪で楽しめるのが雪のお絵描き。
雪は砂より跡が付きやすいため、砂に描く絵とはまた違った感覚で楽しめます。枝などを使ったお絵描きの他、葉っぱや石、足跡で模様を描くといった楽しみかたもできます。
おままごとが好きな子にぴったりの雪遊びが、雪をつかったおままごと。
雪のお団子を作ったり、ジュースに見立てて容器に入れたり。砂遊び用の型などがあればさらに楽しめます。
絵の具を水に溶かして色水を作り、お皿に盛った雪にかければかき氷のできあがり!何色か用意してあげると喜びます。
近くに公園がない、子どもがまだ小さいなど、外で遊べない場合は、家に雪を持ってきてしまいましょう。私が働いていた保育園でも、低月齢のクラスで実践していました。
バケツなどに綺麗な雪を入れて持ち込み、握ってみたり、丸めてみたり……。溶けていく様子を観察するのも良いでしょう。
我が家では、雪が降った日には、小さな雪だるまを作るのが恒例になっています。
お庭や玄関、マンションならベランダで作って飾ることもできます。作ったあとも、何度も雪だるまを見に行く子どもの姿はかわいいものです。
日の当たるところに飾ると1日で溶けてしまうので、なるべく日陰に飾ってくださいね!
子どもの頃、初めて雪の結晶を見て感動した経験はありませんか?降ってくる雪を下敷きやクリアファイルなどで受け止めて、雪の結晶を観察しましょう。保育園でも、初めてみる雪の結晶に目を輝かせてくれる子どもたち。
何度か繰り返すと、雪によって結晶の形が違うことが発見できます。色々な雪の結晶が見たくて、必死になって雪を捕まえにいきますよ。
「雪遊びを体験させてあげたい!」と意気込む親心に反して、子どもは「雪」が降っているだけでテンションMAX。触るだけで立派な遊びになります。雪に触れる機会があれば大人が考えもつかないアイディアで遊び始めるかもしれません。
冬にしか体験できない雪遊び。寒い気持ちをグッと堪え、外にでて雪の世界を楽しみましょう。
(一柳 ひとみ)