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「たべっ子どうぶつ」は可愛い動物の形をしたお菓子ですが、これがお医者さんの手にかかると?内臓の形をしたお菓子「たべっ子 ぞうもつ」を爆誕させてしまったのは、TwitterユーザーのDr. Catさん。
可愛く意外とリアルなクッキーには、1万4000件以上のリツイートと7万6000件を超えるいいねがつき、「凄い!」と多くの人を驚かせています。
普段は外科医をされているというDr. Catさん。「たべっ子 ぞうもつ」を作ったきっかけは、Amazonでクッキーの型を探していたところ大腸の型を見つけたこと。探してみると、いろいろな臓器の型があったので「全部、作ってみよう!」と購入したそうです。1つ見つけたら、すべて揃えてみたくなるのは「あるある」かもしれないですね。
Twitterに投稿された写真には、肝臓や膵臓、胃や腸、脾臓や胆嚢の形をしたクッキーが人体模型のように並んでいます。その後のツイートで「あんまり突っ込んでもらえないのですが実は虫垂もちゃんとあるんですよ」「塗ってて楽しかったのは胆嚢」と感想もつぶやいています。たしかによく見てみると虫垂もあり、お医者さんだけあって細かいところまで再現されています。
「たべっ子 ぞうもつ」の材料は、卵や砂糖、小麦粉やバターなどシンプルなもの。それにアイシングクリームです。クッキー自体は1時間ほどで完成したものの、アイシングクリームをつかっての装飾に関しては仕事終わりの夜に少しずつ作業をしたので、すべて終わらせるのに4日ほどかかったのだとか。
完成させる上で大変だったこともアイシング。あまり得意とする作業ではなかったため、均等に塗ることができず、どうしても凸凹になってしまったといいます。お医者さんは手先が器用なイメージがありますが、お菓子作りは勝手が違うようです。
こだわった点は「色」。これはお医者さんならではかも。「解剖学の教科書にのっているような感じで調整しました」とDr. Catさん。後のツイートでも「写真だと色がちょっとイマイチね。脾臓とか実際はもっと紫っぽいんだけどな」と、写真の写り具合にも不満をもらしていました。
それでも苦労した甲斐もあり、完成した時の満足感は大きかったと語ります。Twitterで多くの人の注目を集めたことについては、「内容がシュールなので反響の高さは意外でした」と驚いている様子でした。次回作についてたずねると、「来年のクリスマスに決めます」とのこと。来年のクリスマスが、もうすでに待ち遠しいです。
<記事化協力>
Dr. Catさん(@dramerica88)
(佐藤圭亮)