ハムスターと飼い主さんとの交流は、SNSで見ていても微笑ましいもの。しかしすべてのハムスターが飼い主さんとスキンシップする訳ではなく、警戒心の強い種類ではなかなか難しいのだそう。

 ピノちゃんも、警戒心が強いとされるキャンベルハムスターの女の子。でも飼い主さんとの信頼関係が強く、手を差し出すと一生懸命に登ってくる、可愛い姿を見せてくれます。

 生後約1年というピノちゃん。とても活発で活動的な反面、キャンベルハムスターらしく怖がりで警戒心も強いそうですが、飼い主さんが愛情たっぷりに育てたこともあり、珍しく手に乗って甘えるようになったといいます。

 動画ツイートで紹介されたのは、差し出された飼い主さんの手に自分から登り、中に収まって落ち着くまでの様子。早く登らなきゃ!と少々慌て気味なところ、よほど飼い主さんの手の中が心地よいようです。

 飼い主さんによると「普段は手の上でおやつを食べたり、手の上に乗ってきたところをなでなで、もふもふ、したりして触れ合っています」とのこと。手の上にすぐ乗ってくるのは、どちらかというと「おやつくれ~」という感じなのだそうですが、食べ過ぎは健康に悪いので、お互い我慢することもしばしばなんだとか。

 手の中に包まれたピノちゃんは、とてもリラックスした雰囲気。飼い主さんにムニムニと撫でられるのを楽しみにしているようです。「ちなみに手触りはマシュマロです」と、撫で心地の良さも飼い主さんは教えてくれました。

 撫でられた後は、おやつをもらうのがいつものパターン。でも「おやつを渡したあとも、もっともっとと何度も手に乗ってくるので、それが可愛くてなかなかその場から離れられなくなります」と、ちょっと贅沢な悩みもあるのだといいます。

 小さい頃から怖がらせないよう、少しずつ慣らしていくと、デリケートなキャンベルハムスターでもこれだけスキンシップ可能になるとは驚きです。もちろん個々の性格もあるでしょうから、ピノちゃんと飼い主さんはベストパートナーなのかもしれませんね。

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(咲村珠樹)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 「よいしょっと」飼い主の手に一生懸命に収まるキャンベルハムスターがかわいい