少し怖いイメージのある妖怪ですが、こんなにかわいい妖怪なら大歓迎!ダイニングテーブルに現れたのは「ごはんの妖怪」こと、ビションフリーゼのタップくんです。

 伏せるようなポーズは、確かに大盛りのごはんのよう。さらにテーブルの下に目を向けると、そこには椅子の上で足を突っ張っている様子が。タップくんの愛らしい姿に、ツイッター上で多くの方が癒やされています。

 当時はちょうど飼い主さんの息子さん(2歳)が夕食を食べ始めた頃でした。そこへタップくんがやってきて、「なんとかおこぼれがもらえないかな~」と様子をうかがっているところを捉えたのが今回の一枚。

 言われてみれば、たしかに息子さんの手元をじっと見つめているように見えますね。タップくんのこうした姿は時々見られるようで、さしずめ「ごはんが欲しすぎるあまりに、自らごはんになりきってしまった妖怪」といったところでしょうか。

 この様子に「テーブルを境にモフモフな上側と、シュッとした後ろ足の対比がシュールで笑ってしまいました」と飼い主さん。

 ちなみに、ごはんの妖怪という表現は、当初は「ごはんを欲しがる妖怪」という意味で投稿したそうですが、コメント欄には「ご飯ライスいぬぬ」「しかも特盛(かわいいも特盛)」と、やはり白飯と捉えた方も多数。これには飼い主さんも「言われてみれば確かに」と思わず納得してしまったそうです。

 写真の撮影後は、すぐにテーブルを降りて息子さんの足元に移動し、ごはんが落ちてくるのを狙っていた、というタップくん。どうやらかわいさだけでなく、賢さも兼ね備えた、ごはん好きの妖怪さんもであるようです。

<記事化協力>
くるみさん(@walnuts_pup)

(山口弘剛)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 「おこぼれ欲しいワン」食卓に現れたキュートな「ごはんの妖怪」