黒柴の「すみ」くんにとっては、ロボット掃除機はお友だち。掃除を終え、充電台に戻るロボット掃除機を見て、「突然動かなくなった!」と心配になってしまったようです。

 ツイッターに投稿された動画では、そばで声をかけたり、トントンと叩いたりする姿を披露。健気な様子に、なんとも心を打たれます。

 すみくんは生まれた時からロボット掃除機と共に暮らしています。飼い主さんの話では、成長してからもずっと後を追いかけたり、周りをくるくる回ってみせたりと、興味を持って接しているとのこと。

 今回のようにロボット掃除機を心配する姿も時々みせるのだそうです。とはいえ、ここまで思い詰めている姿を見せたのは初めてだったといいます。

 詳しく聞くと、一週間ほど前からロボット掃除機を動かしておらず、この日は久しぶりに起動したのだとか。すみくんの心境としては、また友達と遊べる!と思ったら、すぐに動かなくなってしまった……と、余計に心配になったのかもしれませんね。

 そんな友だち想いのすみくんを見て、飼い主さんもほっこり。「本当に人間味があって愛しい存在です」と、すみくんが見せた優しさに心をつかまれたようです。

 ロボット掃除機のそばで心配そうにしているすみくんを見かねて、再び電源を入れてあげると、またうれしそうに後をついて回っていたそう。すみくんの優しさは、飼い主さん譲りのものなのかもしれませんね。

 飼い主さんは「武蔵照陽荘」という柴犬専門の犬舎を運営中。すみくんや母犬りつちゃん、柴犬の子犬らの普段の様子はYouTube「柴犬こいぬまみれ」や、Instagramでも垣間見ることが出来ますよ。

<記事化協力>
黒柴りつ@武蔵照陽荘さん(@kuroshiba_rits))

(山口弘剛)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 ロボット掃除機を心配する黒柴にキュン 友達が動かなくなっちゃった……