トイレの必需品といえばトイレットペーパー。ロール式になっているものが一般的ですが、芯を抜いてコンパクトにたたみ、非常用持ち出し袋に入れておくという災害時のライフハックを警視庁警備部災害対策課公式Twitterが披露しました。



 避難先や外出先で用を足す際、トイレットペーパーがないと困ります。ティッシュで代用するケースもありますが、ティッシュは繊維がほぐれにくく、トイレットペーパーと違って水に溶けづらいため、量が多いとトイレを詰まらせる原因になることもあります。


 かといって、大きなロールを持ち歩くのはかさばり過ぎて、現実的ではありません。そこで警視庁警備部災害対策課の公式Twitterでは、トイレットペーパーの芯を抜き、つぶしてコンパクトにする方法を提案しています。



 使う際は外側からでなく、芯を抜いたあとの内側からトイレットペーパーを出していきます。ちなみに、この使用方法を想定した持ち運び用の専用ケースも市販されています。



 もしもの災害時に備える場合は、芯を抜いてつぶしたトイレットペーパーを密封できる防水の袋に入れ、非常持ち出し袋に用意しておくと便利。寄せられたリプライの中には、登山の時に同じ形でつぶしたトイレットペーパーを入れていた、という声も。


 円筒形をしているロールよりも、芯を抜いてつぶせば非常持ち出し袋の限られた空間でも、スペースを有効活用できます。事情に応じてロールの厚みを調整し、いざという時に備えておくとよさそうです。




<出典>

警視庁警備部災害対策課公式Twitter(@MPD_bousai)


(咲村珠樹)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 トイレットペーパーの芯を抜いてコンパクトに携帯 警視庁災害対策課の防災ライフハック