7月20日、任天堂株式会社は2005年と2008年にそれぞれ販売した「ニンテンドーWi-Fi USBコネクタ(NTR-010)」と「ニンテンドーWi-Fiネットワークアダプタ(WAP-001)」において、セキュリティ保護の観点から使用を中止するよう、ホームページを通じユーザーに呼びかけました。

 これらの機器はWi-Fiネットワークが普及した当初、インターネットに接続する環境はあるものの無線LAN環境がなかったユーザーに対し、ゲーム機を無線接続するためのアクセスポイントとして利用することを目的に販売を開始したもの。

 しかし、販売から10年以上が経過しており、使用を続けることで外部から不正にアクセスされたり、もしくは接続している端末がコンピューターウイルスなどに感染したりするなどの危険性があると説明。使用の中止を推奨しました。

 いずれも出荷は2010年、2013年に終了していますが、現在も使用しているユーザーに対し「セキュリティ保護のため、すみやかに使用を中止し、市販のネットワーク機器などへの切り替えてほしい」と、発表しています。

<出典・引用>
任天堂ホームページ・「ニンテンドーWi-Fi USBコネクタ」および「ニンテンドーWi-Fiネットワークアダプタ」使用中止のお願い(2022年7月20日発表より)

(山口弘剛)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 「ニンテンドーWi-Fi USBコネクタ」「ニンテンドーWi-Fiネットワークアダプタ」は使わないで 任天堂が使用中止を呼びかけ