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元々は海外の風習でありながら、近年徐々に日本でも浸透しつつある4月の行事「イースター」。そのシンボルである、カラフルな装飾やペイントが施された「イースターエッグ」は、見るだけでも楽しい気持ちになります。
そんなイースターエッグを、アイシングクッキーにした作品がSNSで評判です。かわいらしい見た目もさることながら、注目したいのはその”仕掛け”。本物の卵のようにパカッと割ると、中からかわいいひよこのお菓子が出てきたではありませんか。
作品を制作したのはアイシングクッキー作家として活動中のFioccoさん。普段は企業カレンダーや広告などに使われる、撮影用アイシングクッキーの制作や、ノベルティクッキーのデザイン・制作を行っており、作品をSNSにて公開しています。
今回の作品はもちろん、4月17日のイースターに合わせたもの。FioccoさんがYouTubeで公開している動画には、卵の装飾が異なるものや、中から飛び出すアイシングパーツが目玉焼きや恐竜になったものなど、さまざまなパターンのイースターエッグが公開されています。どれもかわいらしく、中に何が入っているのかな?とワクワクしてしまいますね。
見た目も仕掛けも華やかなアイシングクッキーのイースターエッグですが、制作にはさまざまな試行錯誤があったのだそう。
サプライズクッキーを作る際は、以前はクッキーを3枚重ねて中に空洞を作っていたそうですが、この方法では厚みで上手く割れず。どうにか1枚のクッキーで作れないものかと思案したところ、クッキー生地にくぼみを作り、可食シートを被せてアイシングで蓋をするという手法を思いつきました。ちょうどイースターの時期を控えていたこともあり、卵型で作ってみたのが今回の作品です。
コンコンパカッと割ると、中からアイシングパーツが飛び出す、というアイデアも卵にぴったり。Fioccoさん自身も、作品の出来栄えに太鼓判を押しており、「シリーズ化もして色々作りたいと考えています」と既に次のアイデアも浮かんでいる模様。
自身のYouTubeチャンネル「Fiocco Icingcookies & Arts」では、さらに詳細な作り方動画を公開しているので、作ってみたい方はぜひ参考にしてみてください。材料が必要な方向けには、制作キット販売(不定期)も行っており、Instagramや公式LINEにて案内中とのことです。
<記事化協力>
アイシングクッキー作家Fioccoさん(Twitter:@Fiocco_cookies / Instagram:fiocco_cookies)
(山口弘剛)