こーいう動画に目が付いたのは、台風の影響でしょうか。
台風が来たらコロッケを買って食べるという、21世紀発の日本独自の風習が生まれて、早いもので16年が経過するわけであります。いい塩梅で発祥が忘れ去られて行動だけが伝播し、土用の丑の日や恵方巻と同じ販促風習ルートをたどるのか、このまま消滅するのか、予断を許さない状況ではありますが、猫界隈にもその風習に近いものが伝播した、との妄想を掻き立てる動画を、台風の動向チェックと合わせてご覧ください。
撮影場所は、仙台にある猫カフェ。平和な一日の一コマといった様子ですが、事態が動くのは45秒ごろから。黒白ニャンコが、茶色で真ん丸のコロッケ型クッションに突如かぶりつき、ベロンベロンと舐め出します。横にいた白グレー猫さんは、それに触発されてコロッケクッションの攻略を試みますが、独り占めを目論む黒白猫さんの強襲を受けて、敢えなく退散。ニオイがするのか、味がするのか、抱えて離さぬコロッケクッション。じっと見ていると、なぜかコロッケそばが食べたくなる、不思議な動画であります。
[このコロッケは全部アタチのものよ!/YouTube]
情報提供元: 猫ジャーナル