タイトルは、帰って来た『建築知識』1月号ではありませんので、ご注意ください。
今年1月に、猫クラスタの購買力と猫のためならどこまでも追いかける力を、建築雑誌界隈に見せつけてしまった、あの『建築知識』2017年1月号「猫のための家づくり」が、単行本化されたとのニュースが届きました。その名はそのまま『猫のための家づくり』(建築知識特別編集)。表紙の猫もキャットタワーも、1月号と同じであります。
内容のほうもまったく同じかと思いきや、プレスリリースによりますと、写真も項目も、大増量とのことであります。
単⾏本化にあたり、より⼀般の⽅が⼿に取りやすいよう、写真を⼤増量するなど構成を⼀新。⼀⽅ で『建築知識』でしかできない、「寸法」や「素材」の詳細な解説など“らしさ”は健在。さらに雑誌時は紙幅の関係で泣く泣く削った項目、事例などもバッチリ追加。
価格を維持するために、微妙に内容量を減らした食品や、内容が薄すぎてしょうがなくページ数を増やすために猫写真を増やした書籍が多い中、泣く泣く削った部分を復活させて内容増量とはうれしいもんだね。このご時世には珍しいこと、なんて書くのはちょっとさびしいではないかね。うれしさのあまり、語尾も山口瞳調になるってもんであります。
中をチラ見しますと、『建築知識』1月号にはなかった項目、写真が満載。雑誌の特集ページは、13ページから92ページでしたので約80ページでしたが、単行本はトータルで約190ページ。2倍以上の誌面を使っているわけですから、情報量も倍増となっている次第です。気になるお値段は、税込で1599円。『建築知識』1月号よりもお安くなっているのもポイントです。発売は9月20日で、Amazon等では予約を受付中です。前回、買い逃した方は、お見逃しなく。
[『猫のための家づくり』(建築知識特別編集)/プレスリリース]
情報提供元: 猫ジャーナル