猫に乗るルンバのブームが発生したのは、2012年ごろでしょうか。
それからそろそろ10年を迎えるわけですが、ルンバの普及台数も増加し、猫の乗り物としての認知を高めた結果、乗り方もレベルアップしているようであります。
演技者は黒白のサビ猫選手。まず難なくこなすのは、動くルンバへの「直乗り」であります。これくらいはもはや当たり前、難易度はCくらいでしょうか。続いては、ルンバの上に段ボールの「ルンバ号」を置いてその中に収まる「箱乗り」。簡単なように見えて、足の可動域が狭まる高難易度であります。こちらも平気の平左で乗りこなし、箱に顔を突っ込む余裕さえ見せております。
さらなる高みを目指して、生まれたのが植木鉢をルンバに固定した「鉢乗り」です。よくもまあ、こんなちょうどいい鉢があったもんであります。猫のサイズにピッタリフィットし高い視点から見下ろす名演技を披露しております。段位でいったらやはり九段でしょうか。
しかしこれも平成時代の話。藤井七段が将棋界に現れたように、令和においてはこれまでの技を軽々と超えていく、高難易度のルンバ乗り技が続々と出てくるかと思いますので、ルンバ好きの猫と暮らす皆さまの手腕に一方的に期待を抱くものであります。
[ルンバを乗りこなす猫/YouTube]
情報提供元: 猫ジャーナル