1.親しみと安心のしるし

猫があなたにしっぽでそっと触れてくるのは、「ここにいると安心する」「あなたは信頼できる存在だよ」という親愛のサインです。

猫は信頼できる相手に対して、自分のにおいをつけたり、リラックスしたボディランゲージを見せたりします。しっぽでの軽いタッチもその一つで、食事のあとやくつろいでいる時間にしっぽでポンと触れてきたら、それは「一緒にいて落ち着くよ」という穏やかな感情のあらわれです。

しっぽは猫にとって大切な感覚器官のひとつで、相手との距離感を計る役割もあります。そんな大事なしっぽを使ってわざわざ触れてくるのは、あなたのことを仲間として認めてくれていて「安心できる存在だ」という証拠です。

2.自分の存在をアピールしている

しっぽタッチは、猫なりの“かまってアピール”でもあります。スマホに夢中になっていたりテレビを見ていたりして愛猫の存在に気づかないと、さりげなくしっぽで触れてきて「見て!」「なでて!」と訴えることがあります。「ここにいるよ」と自分の存在をアピールしているのでしょう。

このような場合は強く触れてくるわけではなく、飼い主の体にポンと触れる仕草やまとわりつくような動きを見せます。無視を続けるとストレスになることもあるので、気づいたらやさしく撫でたり、短時間でもスキンシップをとることで愛情に応えてあげましょう。

3.自分のニオイをつけている

猫は縄張り意識の強い動物です。しっぽの付け根の部分にある臭腺から出るフェロモンを周りにこすりつけることで、「ここは自分のもの」とマーキングのような行動をしている場合があります。

特にほかの猫や動物のニオイがついているときに、しっぽでタッチしてくるのは、自分の存在をアピールする意味も込められているでしょう。これは、あなたが大好きな存在であり、安心できる「自分の大事な仲間」である証です。

愛猫から認められている気がして嬉しくなりますね。

4.気分が良くてつい触れたくなった

猫がしっぽでふいに触れてくるのは、ごはんの後や日向ぼっこをしている時など、気持ちよくてリラックスしているときによく見られます。

寝そべりながらしっぽをフリフリさせていて、たまたま飼い主の足や手に触れるケースもありますが、これはまさに至福のときです。自分のしっぽが動いて何かに触れていることにすら無自覚であることもあります。

しっぽの動きが柔らかく力が抜けている場合は、警戒心がなく完全に安心しきっている状態です。無理に抱き上げたりせず、そっと見守るか、優しく撫でてあげるとさらに満足してくれるでしょう。

5.愛猫の気持ちに応えるにはどうしたらいい?

しっぽタッチに気づいたら、まずは猫の表情や耳、体勢をチェックして「今どんな気分かな?」と観察してみましょう。リラックスモードに入っている場合や安心していそうなら、優しく声をかけたり撫でてあげたりするとより絆が深まります。

一方、しっぽをパタパタと激しく動かしているときは少しイライラしている可能性があるので、できるだけそっと見守るのが得策でしょう。

猫のしっぽは気持ちのバロメーター。タッチの仕方や動き方によって、喜び、甘え、不満などが読み取れます。無理にかまうのではなく、猫のペースに合わせてあげることが大切です。

まとめ

猫がしっぽでタッチしてくるのは、信頼・甘え・アピール・リラックスなど、ポジティブな気持ちが込められていることが多いです。仕草の裏に隠された気持ちに気づいてあげることで、愛猫との信頼関係はさらに深まっていくでしょう。

猫のしぐさのひとつひとつに目を向け、やさしく応えていくことが、より豊かな猫との暮らしにつながります。

あなたのことをしっぽでタッチしてくれる猫は、まぎれもなく「あなたのことが大好き」ですので、自信をもって日々たくさんコミュニケーションをはかっていきましょう。


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情報提供元: ねこちゃんホンポ
記事名:「 愛猫があなたに『しっぽでタッチしてくる』ときのキモチ5選 どう応えてあげればいい?