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ただし間違った情報も多くあるので、情報に流されずしっかり見極めましょう。
大きく分けると、「病院で迎えるのか」「自宅で迎えるのか」という選択肢があります。動物病院で治療をしてもらい、少しでも楽な時間を増やすというのもいいでしょう。自然に任せて家で看取るという方法もあります。
飼い主さんにとっては、これが非常に悩むポイントになることと思います。しかし、愛猫の性格を知っているのは飼い主さんしかいません。なにが愛猫にとって最善なのか、家族と相談しながら決断してみるといいでしょう。
余命宣告をされると、病気について後ろ向きになってしまう飼い主さんも多いです。何をやっても無理なのだから、これ以上考えるのはやめようというわけです。しかし、愛猫の最期を看取るためには、病気について詳しく知る必要があります。
病気についての知識を得ることで、いくつかのメリットもあります。ひとつは、その病気に詳しい獣医師さんが見つかるかもしれないということです。また、それに付随して新しい治療方法なども判明するかもしれません。
もちろん、動物病院で病気についての説明は受けることでしょう。しかし、もっと広い視野で調べてみることも大切です。今はSNSで一般の方の経験談なども共有できますので、情報交換してみるのもおすすめです。
猫は変化を嫌う動物です。余命宣告を受けたからといって、生活がガラリと変わることを好みません。なるべく、最期まで今までの生活スタイルを崩さないように心がけてみてください。
自力で歩けない状態であっても、食事や遊び、トイレなどの補助は最低限にしてあげましょう。あまりに手伝い過ぎると、猫のストレスになる恐れがあるからです。できることを自分でやることそのものが、猫の生命力に繋がる場合もあります。
また、飼い主さんの態度にも猫は注目しています。変に気を使ったりすると、猫を不安にさせてしまうことも。残り少ないからといって突然態度を変えるのではなく、今まで通り接してあげるように意識しましょう。
猫が余命宣告を受けたらやるべきことはたくさんありますが、一番大切なのは「一緒にいてあげること」です。猫を看取った飼い主さんは、「もっと一緒にいる時間を増やせばよかった」と後悔することが多いのだそうです。
仕事はどうにもなりませんが、都合を付けられる用事は少し先延ばしにしてもいいかもしれません。余命宣告は、猫との時間を大切にできる最後のチャンスが与えられたともいえます。
愛猫との最後の時間を大切にしてあげてくださいね。