「新種のカウチポテト？」専用ルームでテレビ画面を楽しむ猫がSNSで話題に

段ボールは猫専用の「オーディオルーム」

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猫を飼っている人なら、愛猫が毎日満足して幸せでいてほしいと願うはず。ご紹介するロシアンブルー猫Mittensの飼い主も、まったく同じ気持ちです。その人は、愛猫が楽しくテレビを見られるようなアイデアを思いつきました。

2025年1月にInstagramに投稿されたビデオには、Mittensが自分専用の空間でテレビ画面を前にくつろぐ「カウチポテト」のような姿が映っています。

この猫がいる場所は段ボール箱の中です。猫が大好きな、体がすっぽり収まるサイズの箱です。その側面にはタブレットPCが掛けられていて、まるで専用映画館のような雰囲気です。Mittensはここでアニメを見ながらのんびりし、最高の時間を過ごしているようです。

コメント欄では、このアイデアを称賛する次のような声が寄せられました。
「とてもかわいいけど、ちょっと画面が近すぎるのでは？」
「すごいアイデア。投稿ありがとう」
「これを真似て作ってみました。うちの猫も喜んでいます」

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ところで猫がテレビを見るのは、体によいことなのでしょうか。

ペット保険の会社「PetPlan」によると、テレビを見ることは猫にとってもよい娯楽のようです。その効果についての深い研究はありませんが、一般に猫がテレビを見ている様子は幸せそうに見えますね。

「ほとんどの動物専門家は、ペットがテレビを見て視力や健康を損なうことはないと考えています。実際に、世界最高齢の猫を飼った経験が2度もあるJake Perryさんは、愛猫に野生動物の映画を定期的に見せていたといいます」と同社。

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猫がテレビを好むのは、好奇心のためだと考えられています。

2008年にアイルランドの研究チームは「鳥やリスなど猫の獲物が登場するテレビ番組は、窓のない動物保護施設で生活する猫にとって貴重な刺激となる」ことを発見しました。そうした刺激は猫によい影響を与えるというのです。

一方でPetPlan社は「テレビの中の獲物を捕まえられないために、猫がいら立つ可能性もあります」と指摘しています。おまけに捕まえようとしてテレビ画面をひっかくことで、機器が壊れる危険もあるのです。

「好奇心旺盛な猫が、大きなテレビを倒してその下敷きになってしまったら大変です。テレビがしっかり固定されていることを確認してください」と同社。

大事な愛猫には、Mittensのように安全な環境でテレビを楽しんでもらいたいものですね。

情報提供元：ねこちゃんホンポ