Instagramアカウント『飛田 俊』に投稿されたのは、長年の外暮らしで全身ボロボロになっていた高齢猫が保護され、保護施設で仲良くなった猫と共に新しい家族の元へ巣立っていくまでのストーリーを収めた動画です。投稿は30万回以上表示され、「本当によかった」「ありがとう」と尊い命が救われたことへの感謝の声が上がっています。

全身泥と毛玉だらけだった高齢猫

とある日、動物保護施設を運営されているという投稿主さんの耳に入ったのは、全身が泥だらけ・毛玉だらけの高齢猫の保護依頼だったといいます。猫は推定14歳で6年間は路上生活者の方と一緒に、それからは大きな公園でウォーキングやランニングに来ている方々に守られながら生活していたそうです。

保護前は本当にボロボロだった

行き交う人々によって守られていたそう

しかし、口腔内肉芽腫という病気による痛みで口からはよだれが垂れ、もらったカリカリなどのご飯を食べるのも困難だったのだとか。さらに毛づくろいもできていなかったといいます。

投稿主さんは保護した猫を「御玉」ちゃんと名付け、保護施設でお世話をし始めました。

目も当てられないほど酷い状態

保護施設での幸せな2年間

毛玉が固まってほぐれなかった

まるで泥水のような色に

さっぱりしたね

毛玉となっていた被毛を刈って体を洗い、辛うじて食べられるペースト状おやつやウエットフードを食べさせることで栄養を取ってもらっていたそう。懸命なお世話により、汚れてドロドロになった体は綺麗になり、衰弱で輝きを失っていた瞳には少しずつ元気が戻ってきたといいます。

ウエットフードで栄養をつけていく

保護施設での生活は、過酷な生活を送っていた御玉ちゃんにとって心から安心できるものだったよう。「まもる」君というお友達もできて、穏やかな2年間を過ごせたようです。

壮絶な猫生に終止符、幸福への第一歩

2年間の施設での生活を経て、御玉ちゃんは素敵な飼い主さんと出会うことができたといいます。夏の暑い日も冬の寒い日も外で暮らしてきた彼女にとって、これからの生活はあたたかくて安心感に包まれるものとなるでしょう。お友達の「まもる」君も一緒のお家に引き取られることとなり、幸せな余生を手に入れたのでした。

キラキラした表情になった

ブラッシングも何のその

まもる君と新たな猫生を

こちらの投稿には「泣けてきます」「これからの猫生が素敵でありますように」「幸せな猫生を歩む御玉さんに最高の祝福を送ります」「ありがとうございます。ほんとにありがとうございます」など、御玉ちゃんへの労いや投稿主さんへの感謝、幸せを願うコメントがたくさん寄せられました。

Instagramアカウント『飛田 俊』では、様々な事情により保護施設へとやってきた猫たちの暮らしぶりを見ることができます。

写真・動画提供:Instagramアカウント『飛田 俊』さま
執筆:曽田恵音
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。


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猫が飼い主を舐めてくる時の理由とその気持ち
情報提供元: ねこちゃんホンポ
記事名:「 外生活で全身泥と毛玉だらけだった『ボロボロの高齢猫』が、現在……思わぬ展開に涙が止まらないと30万再生「涙しかでない」「泣けてくる」