猫と一緒に『飼ってはいけない動物種』4選とその理由 そもそも他の動物と仲良くできるもの?
1.ハムスター
猫と一緒に飼育するなら、注意したい動物としてまず挙げられるのがハムスター。ハムスターは小さな体とかわいらしい姿で人気が高いペットですが、猫と一緒に飼うときは要注意。
猫は本能的に獲物を追い、捕える習性があります。ハムスターのように素早く動く小動物は、猫にとって格好のターゲット。追いかけられたり、攻撃されたりする可能性があります。たとえケージに入れていたとしても、100%安全とは言い切れません。ハムスターの飼育スペースは猫が届かない場所に設置し、両者を接触させないよう十分に注意しましょう。
2.小鳥
続いて挙げられる動物は「小鳥」。小鳥は猫にとって本能的に興味深い存在です。小さな体でパタパタと羽ばたく姿は、猫の狩猟本能を刺激します。小鳥にとっても猫から狙われることでストレスを抱えることになるでしょう。そのため、小鳥と猫を一緒に飼うときも、細心の注意が必要です。
ハムスター同様、小鳥を飼う場合、必ず猫の手が届かない場所にケージを設置し、両者の接触を避けるよう心掛けましょう。猫に怯えずに済み、小鳥がリラックスできる環境作りが大切です。
3.昆虫類
小さな昆虫や素早く動く虫も猫の興味を引きやすいです。昆虫独特のカサカサといった動きは猫の狩猟本能を刺激。万が一、虫かごなどの蓋や扉が開いてしまえば、猫に捕らえられ食べられる恐れがあります。
昆虫を飼うときも、猫が届かない場所に昆虫のケージや飼育環境を作り、猫に好奇心を抱かせないことが求められます。
4.観賞魚
観賞魚も猫と一緒に飼うなら、注意してあげたいペットのひとつ。猫は水槽の中を泳ぐ魚の動きに反応し、本能的に手を出そうとすることがあります。特にフタのない水槽や簡単に開けられる水槽では、猫が魚を狙って水に手を入れたり舐めたりしてしまいます。最悪の場合、水槽を倒してしまう危険も。当然、魚にとってはたまったものではありません。
観賞魚を安全に飼うためには、しっかりとフタをした水槽を使うこと、猫が簡単に水槽に近づけない配置をすることが重要です。水槽の周りに猫が飛び乗れるスペースがあると、魚が常に狙われてストレスを感じるため、水槽の置き場所にも工夫が必要です。
そもそも猫は他の動物と仲良くできるのか?
野生において猫は狩人。イエネコになっても狩猟本能は残っています。そのため、他の動物種、特に小型動物との共存は難しいケースが多々あります。
しかし、必ずしも共存が不可能というわけではありません。たとえば、子猫の時期に他の動物と一緒に育てると、社会性が養われ上手に共存できる場合もあります。
猫と他の動物との相性は、その猫の性格や育てられた環境に大きく影響されます。猫と他の動物種を同居させるときは、生活スペースを分け様子を見守りながら飼育しましょう。
まとめ
猫はその特性上、他の動物との共存が難しい場合が多いです。特に猫の狩猟本能が強く働く小動物や素早く動く動物とは相性が悪く、飼う際には慎重な配慮が必要です。猫と他の動物を一緒に飼う場合、十分なスペースを分け、ストレスがかからないような環境作りを心掛けましょう。
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