猫が『飼い主さんのお布団で寝たがる』4つの理由　逆に寝てくれない場合の原因も

1.飼い主さんの側が安心できるから

猫は警戒心が強く、安全が確認できない場所では安心して眠ることができません。というのも、睡眠中は敵に襲われてもすぐに反応することができず、命取りになってしまうことがあるためです。

そんな猫が飼い主さんのお布団で寝たがるのは、飼い主さんのそばなら安心だと信じているからです。日頃から猫のお世話をすることで、深い信頼関係を築いている証拠でもあります。

ぜひいっしょに寝て安心させてあげてくださいね。

夏は近寄ろうともしないのに、寒くなってくるとお布団の中に入ってくる猫も少なくありません。猫は寒さが苦手な動物で、温かい場所を見つけるのが得意ですから、飼い主さんの体温で温かくなっているお布団のなかは快適だということを知っているのでしょう。

もしかすると、飼い主さんを天然のホットカーペットか湯たんぽかと思っているのかもしれませんね。くれぐれもお布団を奪われないようにご注意ください。

猫は自分のお気に入りの場所を見つける天才です。愛猫がいつもあなたのお布団で寝ているのなら気に入ったのかもしれませんね。

人間のお布団は柔らかく寝心地が良いので、猫用ベッドより好きな猫もいるようです。また大好きな飼い主さんのニオイがついているので、安心できるからという説もあります。

もしくはお布団を縄張りの重要な場所と思っている可能性も。寝転んで自分のニオイをこすりつけているのかもしれませんね。

いずれにしても、飼い主さんのお布団を気に入っている証拠ですから、不都合でなければそっと見守ってあげましょう。

大好きな飼い主さんのニオイがするお布団は猫にとってお気に入りの場所です。

とくに甘えん坊の猫は、飼い主さんのニオイがするお布団を好む傾向があるようです。飼い主さんが近くにいなくても、飼い主さんを感じられるので安心して眠ることができるためでしょう。

また飼い主さんを母親のように慕っている猫にとっては、母親に抱かれているような心地よさを感じられる場所でもあります。

飼い主さんといっしょに寝ることを好む猫がいる一方で、いっしょに寝ることを好まない猫もいます。その原因としてはどのようなことが考えられるのでしょうか？

猫は信頼していない人には近づこうとしません。まして無防備になる睡眠中に近くにいることは考えられないでしょう。単純にひとりで寝るほうがリラックスできるという場合もあります。

また寝室の温度が不快、エアコンの風が直接当たる、飼い主さんのニオイを体につけたくないといった理由からいっしょに寝たがらないことも。

そのほか体調が悪い、ストレスを感じているといったときもいっしょに寝るのを避ける傾向があります。

猫は安心感や温かさを求めて、飼い主さんといっしょに寝たがります。甘えん坊の猫ほどその傾向が強いといえるかもしれません。

その一方で、猫の性格や環境、体調などによってはひとりで寝たがることもあります。

いずれの場合にも、猫の気持ちを尊重し、無理にいっしょに寝かせようとせず、猫がリラックスできる場所を提供してあげることが大切です。

またいっしょに寝てくれるかどうかは、日頃の関係性にも影響します。愛猫との接し方を見直してみるのも良いでしょう。

情報提供元：ねこちゃんホンポ