Instagramアカウント「plaisir1218」に、フェンスに頭を挟まれたまま、一晩中大雨に打たれていた子猫が幸せになるまでの様子をまとめたリールが投稿されました。

3.3万再生を突破したこのリールには、「助けてくださってありがとうございます♡」「ほっとしました」といった声があがりました。

大雨の中、身動きが取れなかった大福くん

なぜこんなことに……

大雨のせいでびしょ濡れになってしまっています

こんな体勢で辛かったね……

ある日、大雨の中、病院のフェンスに挟まってしまい、身動きが取れなくなっていたところを保護された「大福」くん。菱形の金網部分に頭が中途半端にはまってしまったせいで、口を閉じることもできず、ほとんど宙ぶらりんの状態で、一晩中雨に打たれていたといいます。

温めてもらっている大福くん

しかし、そんな大福くんを見つけた病院の職員さんたちは、総出で救出作業にあたってくれたのだとか。なんとかフェンスから助け出された大福くんは、ドライヤーでびしょ濡れの体を乾かし、保温してもらったそう。その懸命な応急処置のおかげで、大福くんは一命を取り留めることができたといいます。

手厚いケアで無事回復!

応急処置をしてもらった後、大福くんは投稿主さんの判断で病院に連れて行ってもらい、一晩入院することに。幸い大きな怪我はなく、入院治療を受けると、翌日にはすっかり元気を取り戻したそうです。

すっかり元気に♡

ワクチンを打たれてご機嫌斜めです(笑)

退院後は預かりボランティアさんの元で過ごし、たくさん遊んでしっかりご飯を食べ、元気いっぱいに。健康管理も徹底され、無事にワクチン接種も済んだ大福くんは、譲渡会に参加できるようになったそう。

たくさんの人の協力が繋いだ命

トライアル中の大福くん

茶実ちゃんも慣れて、正式譲渡に♡

成長してますます可愛くなりました♡

茶実ちゃんとも仲良しです♪

その後大福くんは、譲渡会で出会った里親希望者さんのお宅で、先住猫ちゃんの「茶実」ちゃんと一緒に、幸せに暮らしているといいます。

大福くんがこうして幸せを掴めたのは、病院の職員さんを始め、多くの人の協力があったからこそ。猫の保護で困ったときは、決して1人で抱え込まず、まずは誰かに相談してほしいと、投稿主さんは訴えています。

この善意のリレーによって幸せを掴んだ大福くんのリールは2000近くのいいねがつき、「ほんとに良かったです♡こんな猫ちゃんみたいに幸せになれる子がもっと増えますように」「助けて下さりありがとう。良かったな。辛かったけどよく頑張ったね」「本当に本当に良かった!優しい方に出会えた奇跡」といった、安堵と祝福、そして大福くんを救ってくれた投稿主さんたちへの感謝のコメントが多数よせられました。

静岡市の保護猫ボランティア団体が運営するInstagramアカウント「plaisir1218」では、猫たちの幸せを探すという尊い活動の様子や、里親募集中の保護猫ちゃんたちの可愛らしい日常の姿を知ることができます。

写真・動画提供:Instagramアカウント「plaisir1218」さま
執筆:Megumi
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。


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情報提供元: ねこちゃんホンポ
記事名:「 大雨の中、フェンスに挟まり『一晩中助けを求めていた子猫』を保護→現在は……心温まる軌跡に涙が止まらないと反響続々「本当に良かった!」