猫が怒るのはどんなとき?

猫が怒るときは、必ず何か嫌なことがあったときです。猫がなぜ怒っているのかを理解することで、不要なストレスを避けることができます。良かれと思ってやっていることが、実は嫌なことだったということもあるので注意しましょう。

猫が嫌がる行為は、以下の通りです。

  • 過度なスキンシップ
  • 触られたくない場所を触る
  • びっくりしたとき
  • 縄張りを荒らされたと感じたとき
  • ご飯を食べているとき
  • 怪我などで痛みがあるとき

などが挙げられます。また、不妊手術を受けていない猫の場合、発情期の影響で攻撃的な性格になることもあります。

不安や恐怖を感じた時も怒りとして感情をあらわすこともあるので、猫が何に対して怒っているのかで対応が変わってきます。

猫が「本気で怒っている」ときのサイン5選

1.威嚇してくる

猫が相手に対して「シャー」「ウゥー」などの唸り声をあげて威嚇してくるときは、本気で怒っているサインです。威嚇をしているときになだめようと手を出してしまうと、噛みついたり引っかかれたりする危険があるので気を付けましょう。

「シャー」と威嚇してくるときは、これ以上近づくなという意味でもあるので、落ち着くまで離れて待つようにしてください。

2.しっぽを激しく振る

猫は機嫌が悪くなると、しっぽをブンブンと振ったり、地面に叩きつけるように振ったりすることがあります。

よく猫をなでているときや抱っこしているときなど、スキンシップが長く続くとよく見られる仕草です。「怒る」というよりは「イライラしている」というときのサインですが、無視して触り続ければ当然怒り出してしまいます。

しっぽを振り始めたら、そっと猫から離れるようにしましょう。

3.イカ耳になる

猫が耳を後ろにそらした状態を「イカ耳」と呼びます。イカ耳は猫が攻撃態勢に入るときのサインなので、むやみに手を出さないようにしましょう。

4.毛が逆立つ

猫同士がケンカをしているときなどによく見られるのが、毛を逆立てた状態です。恐怖心やびっくりしているときなどに胴回りやしっぽが大きく膨らみます。

猫の毛はびっくりしたときにも逆立つので、怒っているのか驚いているのか状況をよく観察して判断するようにしましょう。

5.攻撃してくる

猫の怒りが爆発すると、噛みついてきたり猫パンチをしてきたりして相手に攻撃をするようになります。本気で怒っている猫に噛まれると、大怪我をする危険もあるので注意しましょう。

猫が怒っているときの対処法

猫が怒っているときは、まず何が原因で怒っているのか原因を突き止める必要があります。猫の嫌がることをやり続けてしまうと、ストレスが溜まるだけでなく飼い主との信頼関係を損なう可能性もあるので注意しましょう。

怒らせてしまったときは、そっと猫から離れて気持ちが落ち着くのを待つしかありません。猫の方から近づいてくるまで、こちらから近づくのは控えるようにしましょう。

ただし、猫が怪我や病気などで痛みを抱えている場合の怒りは早急に対応する必要があります。

体に触れられることを嫌がる、動くのを嫌がる、ぐったりしているなど異変を感じた場合はすぐに動物病院へ連れていきましょう。猫は不調を隠す動物なので、怒っているからと放置してしまうと症状が悪化してしまうかもしれません。

猫の様子の違いに気付けるように、日頃からコミュニケーションを取って愛猫の様子を確認する習慣をつけておきましょうね。

まとめ

猫が本気で怒っているときは、機嫌を直してもらおうと行動するのは逆効果です。

怒っている姿も可愛いので、つい見ていたくなりますが、ストレスが溜まってしまうので距離を取るようにしましょう。

猫は警戒心が強く、繊細な心の持ち主です。ストレスや不安の原因になるものは取り除き、快適に過ごせる環境を整えてあげてくださいね。


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情報提供元: ねこちゃんホンポ
記事名:「 激おこだニャ…愛猫があなたに『本気で怒っている』ときのサイン5選 正しい対処法も