猫が『飼い主さんの外出を阻止』したいときの行動4選 スムーズに外出させてもらうための心得も
『飼い主さんの外出を阻止』したいときの行動4選
1.手荷物にちょっかいを出す
狭くて四方が覆われているようなバッグや袋は、猫にとって理想的な空間です。
猫にはそのような意図はないのかもしれませんが、飼い主さんからすれば、猫が荷物にちょっかいを出せば、猫が外出に抗議をしているかのように見えるでしょう。
紙やビニール素材、袋から漂うよい香りなども、猫の関心を引きやすいためご注意ください。特に、大切なものは、チャック付きのバッグに入れるか、猫の出入りのないスペースに仮置きし、いたずらをする隙を与えないようにしましょう。
2.後をついて回る
ストーカーのように、飼い主さんの後ろを追いかけてくるタイプの猫もいます。足に触れるほどの距離に接近されてしまうと、移動するのも一苦労です。
もし飼い主さんが、黒っぽい服や濃い色のデニムを着ていたなら、猫の抜け毛が目立つ恐れもあるでしょう。できれば外出する直前に着替え、間髪入れずに猫に別れを告げたいものです。
子猫や好奇心旺盛な性格の猫の場合、ひらひらと揺れるスカートにもちょっかいを出してくる可能性もあるため、服のほつれなどには十分気をつけましょう。
3.鳴いて訴える
賢い猫は、飼い主さんの外出前のルーティンを次第に学習していきます。これから飼い主さんが姿を消すことを理解して、鳴いて訴える猫も珍しくありません。
単純に甘えたいがために鳴く猫もいれば、出かける前のごはんを催促するために鳴く猫もいるでしょう。筆者の2匹の愛猫は、後者に当てはまるのですが、バッグに荷物を入れて上着を羽織った途端に鳴き始めることが多く、愛猫は何でもお見通しのようです。
4.隠れる
留守中のいたずら防止や、お迎えしてからまだ日が浅いといった特別な事情によっては、猫をケージの中で留守番させる場合も考えられます。しかし、自由に行動できないケージに苦手意識を持つ猫も多いことでしょう。
「外出=ケージに入れられる」ということがインプットされているため、飼い主さんの手が届かないベッドの下や、物置の奥に隠れて回避しようと試みます。
猫にできるだけ快適な空間で過ごしてもらうために、ケージの大きさ、トイレやゴハンの設置などへの配慮が求められます。
スムーズに外出させてもらうための心得
お腹が空いている状態や、トイレが汚れている状態を放置したままの外出はNGです。飼い主さんがいなくなることに加えて、余計なストレスが溜まり、ますます快く送り出してくれなくなるかもしれません。
お世話は事前に済ませ、室温なども調整してから外出するようにしましょう。
留守中のいたずらが心配な場合は、少しでも遊ぶ時間を確保し、猫の体力を発散させておくことも得策です。
飼い主さんも、愛猫と離れがたく感じ、ふれあいの時間もついつい長くなってしまうかもしれませんが、あまりにも過剰なふれあいは、愛猫にも不安を与えてしまう恐れがあります。
愛猫のためにできるだけ早く帰ってくることに頭を切り替えて、外出前のふれあいは、短時間で済ませることをオススメします。
まとめ
飼い主さんの外出を察知して、あの手この手で外出を防ごうとする猫の行動は、健気で愛らしいものです。
外出に必要な手荷物を占領したり、後をついて回ったりといった、勝手気ままな行動の数々に翻弄されます。
猫を自然に留守番モードに導くためには、事前のお世話を徹底して行い、猫に余計なストレスを与えないよう心がけてください。事情があってケージで留守番をさせる必要があるならば、より細やかな配慮が求められます。
帰宅したときに待ってくれている愛猫の姿は、飼い主さんの外出中の疲れも吹き飛ばしてくれることでしょう。
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