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実は、皮膚のアレルギー症状は猫で一般的にみられ、ハウスダストマイトや花粉、食事、さらにノミの唾液が原因になることが多いです。
また、猫のアレルギー性皮膚炎の症状は多様ですが特徴的で、以下の4つが代表的といわれています。
どの症状も、猫自身が舌で皮膚を執拗に舐めてしまったり、足で掻きむしってしまった結果として発症してしまう症状です。
どれか1つでも当てはまる場合はアレルギー性皮膚炎の可能性があり、2つ以上当てはまる場合は可能性が高いです。
食事を変えてから症状が初めて出てきた場合は食物アレルギーも考えられるため、症状がでた前後できっかけが何かなかったかを確認することはとても重要となります。
治療についてですが、猫では、犬で使われるシャンプー療法や、飲み薬、サプリメントなどを飲ませることが難しいことが多いです。
ただ、猫でも飲ませやすいシロップや粉薬などの選択肢も近年は出てきているので、病院の先生と相談しながら治療を進めていくことが大きなポイントになります。
今回は猫で一般的にみられる皮膚病について、年齢別にご紹介しました。本記事でご紹介した病気以外に稀な病気もありますので、診断や治療は動物病院でしっかりされてくださいね。