1.静かにする

猫の機嫌が悪いときは、無理にかまうのは禁物です。飼い主さんと猫との間に不仲の原因があるとしたら、飼い主さんはかまわないのがベスト。いくら自分の好きなオモチャを出されても、飼い主さんのことが大好きでも、怒っているときの猫には逆効果になるからです。

愛猫に距離を置かれたり避けられたりすると、飼い主さんはショックで仲直りをしたくなるかもしれませんが、猫の荒れた気持ちが落ち着くまではガマン。猫の気がすむまで一度そっとしておいてあげてみましょう。

なお、猫に穏やかさが戻ってきたら優しい声で「ごめんね」と、言ってみましょう。猫は言葉の意味は理解できませんが、その音や雰囲気で、「敵意はない」ことを察知します。「いつもの飼い主さん」であることが伝われば、猫なりに仲直りの解釈をするはずです。

2.おやつを与える

猫が怒っているときは、気持ちを落ち着かせることが最優先ミッションとなりますが、その次に飼い主さんがアクションを起こすとしたら大好物の「おやつ」をあたえることです。

猫は「おやつ」が大好きで、1日の中で一番の楽しみと言っても過言ではありません。そんなおやつを出されたら、不機嫌だった心を瞬時にリセットできることもあります。

ただし、おやつを与えるために怒っている猫に無理に近づいたり抱っこしたりするのは逆効果。猫の様子しだいでは、器に入れて飼い主さんは離れてあげる気遣いも必要です。

ちなみに、猫の性格によっては「おやつ」を出した瞬間に機嫌が戻るケースもありますよ。

3.遊んであげる

猫との仲をもと通りにしたいときは、おもちゃで遊んであげるのもおすすめです。しかし、これも猫の気持ちが落ち着いていることが大前提。いくらお気に入りのおもちゃを出したところで、気が立っている猫は遊ばないからです。

おもちゃを出すなら、気持ちが落ち着いてからのタイミングがおすすめ。まだ心が乱れているときの猫におもちゃを見せても、イライラをよけいに募らせてしまうおそれがあります。なかにはそれが嫌な思い出として記憶され、そのおもちゃを嫌いになってしまうリスクもありますよ。

猫にとって飼い主さんと遊ぶ時間はとても貴重なものです。お互いに気持ちに余裕があるときに、ゆったりと楽しむ気持ちで相手をしてあげましょう。

まとめ

人間同士のケンカにも、「時間」や「謝罪の言葉」、「お詫び」や「仲直りの儀式」はとても有効です。猫とギクシャクした原因にもよりますが、飼い主さんに落ち度があったときはしっかりと反省をしましょう。

また猫が悪いことをしてしまったときには、そうならないように環境を整える工夫も必要ですね。

なお猫は飼い主さんが自分のお世話をしてくれることを承知しているはずです。食事の提供やトイレの掃除などをきちんとすることは、猫の信頼を得ることにつながるので、しっかりとお世話をして愛猫との心の距離をもどしていきましょう。


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情報提供元: ねこちゃんホンポ
記事名:「 愛猫と『上手に仲直りをする方法』3選 ケンカや叱ったあと…気まずい空気を感じたら試したいこと