愛猫の『七五三』をするなら…お祝いアイデア3選 何歳のときが最適?何をすればいい?
愛猫のお祝いにもオススメな『七五三』とは?
七五三とは、人間の子どもの成長をお祝いするための伝統行事のことであり、平安時代に始まった貴族の宮中行事がルーツになっていると考えられています。
3歳、5歳、7歳という節目の年齢に、成長に感謝し健康を願う儀式が執り行われていました。
現在まで受け継がれている儀式も一部ありますが、神社にお参りをしたり、晴れ着を着て記念撮影を行ったりするのが一般的でしょう。
愛猫も、飼い主さんにとっては子どものような存在ですから、成長をお祝いする行事として大いにオススメできます。
お祝いするのに最適な年齢は?
特にいつ、というルールはありませんが、人間と同じように、3歳、5歳、7歳の節目で、猫もお祝いするのがよいでしょう。
3歳は、子猫の生存率は50%以下とも言われるなかで、たくましく成長してくれたことに感謝し、成長を振り返るのにふさわしいタイミングです。
5歳もまだ若いとはいえ、人間でいえばミドサー世代にあたりますので、これを機に健康面の意識を高めてはいかがでしょうか?
7歳以降はシニア期に入るため、長寿をお祝いしてあげましょう。
もし実際の年齢が分からないという場合は、だいたいの年齢でお祝いしても構いませんが、獣医師さんに推測してもらうことも、ひとつの手です。
お祝いアイデア3選
1.記念撮影をする
人間の七五三のように晴れ着を着せる必要はありませんが、愛猫らしい写真を記念に残してあげてはいかがでしょうか?
猫単体の写真はもちろん、できれば飼い主さんと一緒の写真も残していきたいものです。
お互いが年を重ねていく姿は感慨深く、後で見返したときに、過去の思い出を呼び起こすきっかけにもなってくれます。
猫はどんな一瞬も可愛らしいのですが、自然光を利用したり、連写機能を活用したりすることで、より魅力的な姿を撮影できることでしょう。
2.贈り物をする
愛猫のおやつやオモチャの好みは、付き合いが長くなるのとともに、手に取るように分かるようになってくるものです。
「あまりぬいぐるみには反応しないから、猫じゃらしにしようか」というように、考えを巡らせながら、とっておきの贈り物を用意しましょう。
7歳の節目におやつを贈るのであれば、シニア猫向けのタイプをオススメします。
タンパク質は多く、カロリーは控えめを意識しつつ、愛猫も満足できるものを厳選してあげてください。
3.健康祈願と健康チェックを行う
長生きはもちろん「健康寿命」も伸ばすべく、お祝いとして取り入れてあげましょう。
ペットの健康を祈願できたり、ペット向けのお守りを取り扱っていたりする神社やお寺も、多く存在しています。
ただし、人間の七五三でも、参拝に行く神社やお寺には決まりはないと言われていますので、アクセスの良さや思い入れの強さで選んでも問題ありません。
健康祈願とセットで行っておきたいのが、健康チェックです。
動物病院で健康診断を受けるのがベストですが、お祝いと言いながらも、猫にストレスを与える可能性があるため、別途タイミングを見計らいましょう。
まとめ
七五三とは、人間の子どもの成長をお祝いする行事ですが、ぜひ愛猫にもこの行事を取り入れてあげませんか?
3歳、5歳、7歳の年齢は、成長や健康を見つめ直す時期にぴったりです。
愛猫を喜ばせる贈り物や、記念に残る写真撮影、健康祈願でお祝いをしましょう。
また、七五三を機に健康チェックを行うことは、長く一緒に暮らしていくためにも大切です。
猫は人間のペースよりも早く年を重ねていくため、この節目を逃さずに、愛猫と特別な時間を過ごしましょう。
■関連記事
・庭にでたら、『倒れて痙攣している黒猫』が……過酷な生活からの変化に涙がでると100万再生を突破「本当にありがとう」「涙涙の一言」の声
・『育たないかもしれない』と診断された赤ちゃん猫→懸命にお世話された結果…「完全に奇跡の子」「家族の愛ゆえだね」と予想外の姿に反響続々
・猫が見つめる理由とは?飼い主をじっと見る9つの心理
・里親の元へ巣立った4匹の保護猫、『現在の様子』が送られてくると…成長した姿に「胸がいっぱいに」「ほんと大きくなっててビックリ」と話題に
・「尊い…」赤ちゃん猫たちに『ミルク』を与えた結果→微笑ましすぎる光景に癒やされる人続出「いっぱい飲んでね~」「天使ちゃん」の声